素敵な器を使った朝ごはんコラム、9月担当は「黄魚(キオ)」高はしこごうさん

器店主の朝ごはん
2016.09.02

月替わりで人気の器店の店主さんに、素敵な器を使った朝ごはんの様子をご紹介いただく連載「ある日の朝ごはん」。9月は、代々木八幡に店を構える「黄魚(キオ)」の店主・高はしこごうさんです。今日は、「黄魚」の様子をリポートしますね!


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代々木八幡の商店街の一角に、なにやらカラフルなお鍋が並ぶビルが。

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ビルの中に、そーっと入ってみると……

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黄色いお魚のオブジェ! おしゃれタウンのド真ん中に、隠れ家的に潜んでいるのが、こちらの「黄魚」なのです。

店内には、「ルクルーゼ」のヴィンテージ鍋、日本の作家さんによる器や道具、アクセサリーなど、シンプルなのにぐいっと心をつかまれるアイテムが、お行儀よく並んでいます。
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中でも目を引くのは、カラフルな鍋たち。ほとんどが「ル クルーゼ」のヴィンテージで、今では手に入らないデザインのものばかり。パリに住む知人に、現地のアンティークショップをまわって、買い付けてもらっているそう。ここだけの話、「ルクルーゼ」関係者も、これ目当てに訪れるほど、貴重なものが並んでいるんですよ~。

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日本の作家さんの器、カトラリーもたくさん。これもここだけの話(笑)、「黄魚」で取り扱いが決まった作家さんは、みんな売れっ子になっちゃうのだそうです。店主の高はしさんは、お店を始める前、長野で器作家さんの制作に携わっていたり、松本クラフトフェアの実行委員のようなこともしていたりと、器にがっつり関わっていたこともあり、その目利き力、おそるべし! なのです。

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6歳の女の子のお母さんでもある、「料理大好き!」な高はしさん。娘さんには、毎朝、自分で使う器を選んでもらっているそう。その日のメニューはもちろん、季節や天気によって、「今日はこんな色の、こんな素材の器で食べたいな」という感覚を持ってもらいたいからなのだとか。いわば、器の英才教育(笑)。十数年後は、娘さんが立派に「黄魚」を引き継いでくれているのが目に浮かびますね~。

「黄魚」がオープンした4年前には考えられなかったほど、おしゃれなお店が増えた代々木八幡界隈。カフェや雑貨店、古本屋さんなど、楽しいお散歩ツアーができること間違いなし、なのです。ちなみにこのお店、オーストラリアの「暮らし系のカリスマ」といわれる人の著書に取り上げられたこともあり、外国人のお客さまがひっきりなしに訪れていました。インターナショナルな気分も、味わえちゃいますよ!

 

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暮らしの店 黄魚

「料理を盛って完成する器」をコンセプトに、日本の作家ものや、「ル クルーゼ」のヴィンテージ鍋などをラインナップ。「ある日の朝ごはん」コラムの執筆は、店主の高はしこごうさん。

東京都渋谷区富ヶ谷1-9-19 代々木公園Qビル1階A
TEL:03-6804-9888
11:00~18:00(土日12:00~)
祝日定休、娘さんの体調不良のときもお休み
http://www.kio55.com/

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