日々の器と新たな挑戦と 内山太朗さんのうつわたち
~「Taine」よりvol.14 ~
本日は、三重県で作陶されている内山太朗さんの器のご紹介です。
太朗さんとは共通の友人を介して出会いました。
初めて見たのは燭台。それからたまたまお店で見つけた猫のオブジェ。作品に味わいや温かみもあってすぐに気に入ったのを覚えています。それから、いろんな作品が見てみたいと思い、東京で開催されていた個展に出向きました。
ヨーロッパのアンティークを思わせるような雰囲気のある白いうつわは、ぽってりと厚みがあり、しっかりとしています。何をのせても映える白いうつわは、いくつあっても欲しくなりますね。
太朗さん独特のレリーフのデザインは、装飾や陶磁器の本や美術館など、
意匠的なフォルムを大切にしながら日々の生活に溶け込み、毎日の生活のなかに寄り添うことを大事に思いながら制作されているそうです。
最近の作品では金属質の釉薬が使用されていたりもします。「釉薬を数種重ねて焼くことで様々な景色が見れるので、窯から出すのが楽しみ」だと、そうおっしゃっていました。
釉薬の垂れや均一ではない色合いなど、とても雰囲気があります。
新しいことにも挑戦しながらの日々の制作……。自由に楽しみながら作陶されていることが作品にも表れていて、どの作品もどこか長閑で温かい、独特の世界観を持っているなと感じます。作品が届いたときには、いつもワクワクしながら箱を開けています。今後もとても楽しみです!
11月には陶芸作家・小菅幸子さんとの二人展を予定しております。こちらも今からとても待ち遠しいです。
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住所:石川県金沢市里見町12
TEL:076-264-0783
営業時間:12:00-19:00
定休日:火曜、水曜
https://www.taine-kanazawa.com/
instagram:@__taine
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