～「SABI」より vol.1 ～

我が家で愛用している「イブル」。まだまだ残暑が厳しい今の時季、特にお勧めなのです。

「イブル」は韓国語で、『布団』という意味。

中わた入りのキルティング生地で、細かくステッチが入り、程よい厚みとぽこぽことした凹凸が特徴的。かつては寝具だけでなく、衣類など幅広く縫われた手工芸でしたが、現在はミシンが主流になっています。表面はコットンで、中わたがポリエステル。皆さん持つと、その軽さに驚かれます。

また風合いも独特で、「ピグメント染め」という方法で染められています。

日本ではあまり知られていませんが、顔料で長時間煮込むことにより、少し色褪せたような独特の色、風合いになります。生地が柔らかく肌なじみが良く、表面が殺菌されるので、肌が弱い方や赤ちゃんにもおすすめです。

用途としては、ひざ掛け、ブランケット、ソファーカバー、ラグマット、シーツ、ベッドカバー、赤ちゃんのおむつ替えなどのベビーマット……など、とても万能。暑い時季は、お昼寝のときなど肌かけにすると軽くて快適。シーツとして敷くとさらさらとして心地いいです。汗をかいても、洗濯機で丸洗いできるので、お手入れも簡単。寒い時季は、ひざ掛けはもちろんですが、シーツと布団の間にイブルを挟むと空気層ができ、とても温かいです。

色、サイズのバリエーションが沢山あるので迷ってしまいますが、小さいものは、70×100cmでひざ掛けや赤ちゃんに。大きいもので、150×200cm。ダブルベッドのシーツサイズです（実はもっと大きいサイズもありますので、気になる方はご相談下さい）。

一度使うと手放せなくなる「イブル」。是非お試しいただきたいひとしなです。

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