あなたの‟ツボ”にハマる出会いがあるかも!? 「PUEBCO」のアイテム

今日のひとしな
2021.09.11

~「SABI」より vol.11 ~

海外へ行くと、観光地より地元の人が行く市場や問屋街にばかり気になって、観光そっちのけでそんなところをうろうろするのが大好きです。ペコペコのアルミや欠けたホーロー、濁ったコップ、ほつれた布やザラザラの紙、ただの紐……。棚の奥や埃をかぶった隅っこにある、忘れかけられたようなものに大興奮して、そんなものを詰め込んで私は大満足で帰って来るのです。連れて行かれる友や(夫以外の)家族には全く価値の分からないものを。




「PUEBCO(プエブコ)」の扱うものには、そういう一般的には日の当たらないものかも知れませんが、私にとってまさに‟ツボ”なものを紹介してくれるのです。

『世界のあちこちで大きな資本が市場を占有し、小規模の商店はものを売る・作ることが難しくなってきました。
求められるのは、大多数の便利で必要なもの。少数派にだけ求められるものは、世の中では不要なものとみなされ消えていくのです。
新しいマテリアルを使い、効率的な製造方法で作ることは、品質の高いものを生み出す素晴らしい産業です。
けれど、PUEBCOは効率やクオリティだけでは見出せない魅力というものが世界にあることを信じ、ジャンク品や価値を失った素材を積極的に使い、
適正な価格で売る活動を続けています。
このことは絶滅危惧種と呼ばれる生物に近いのかもしれません。それでも多様性があるからこそ面白い。
一握りの人々に喜んでもらえるならそれでいい。
生産物多様性“productive dirersity” を目指し、今日も一見価値のなさそうなものを世界で探しています。』
(PUEBCO カタログより引用)

私の言いたいことはこの文章に集約されています! 要するにうちの夫婦もそういうものが大好きなのです。だから誰にでも受け入れて貰えなくても、自分たちが「いいな」と思ったその感覚を大事にしたい、とつくづく思わされる「PUEBCO」の商品。「SABI」のお客様にもその思いを伝えられたら。

「PUEBCO」で扱う商品の殆どはオリジナルですが、中にはヴィンテージのものをリメイクされているものもあり、同じもののようでよく見ると生地が違っていたり、色合いや模様が違う一点もののような商品もあります。

『100人いたら、そのうち1人か2人喜んでくれる人がいたらいい』。そんなモノづくりの裏側が商品にあらわれている「PUEBCO」。店の棚にそっと並んでいますので、手に取ってみてください。

 

オンラインストアはこちらから

→その他の「SABI」の記事はこちらから
→その他の「今日のひとしな」の記事はこちらから

SABI

住所:群馬県高崎市通町60
TEL:027-325-0225
営業時間:12:00~17:00
定休日:火曜、水曜
http://sabi-web.com/
instagram:@sabiphoto

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ