時短で料理できる「木テーブル」の丸いまな板
~sahanji+(サハンジプラス)より vol.11~
大阪の「木(モク)テーブル」さんの製作される、もみの木のまな板をご紹介します。
材に使われているもみの木は、木材特有の油分や臭いのない良材です。日本料理店やお寿司屋さんなどで桶にも使われている材なのだとか。収縮などの狂いが少ない、柾目(まさめ=丸太の中心に向かって挽いたときに現れる年輪が平行な木目)の良材を使っているので、反りにくいのもいいところ。
用途に合わせて色々なサイズがあります。
実際に我が家で使用中の丸まな板。包丁のあたりが硬すぎず柔らかすぎず、テンポよく刻めてとても使いやすく愛用しています。実はこの丸いまな板、当初は商品ではありませんでした。お料理上手の友人の要望を、「木テーブル」の佐々木さんに叶えてもらったもの。
丸い形の良さは、切ったらクルっと回し、また切ったらクルッとすることで、キレイな面を使い続けることができるところ。一度のお料理でいちいち洗い流して、また拭いて使うという手間が省けます。
我が家ではそれまで長方形のまな板を使っていたのですが、丸に変えてからは、少しでも早く、とクチを開けて待っている息子への、慌ただしい夕方の家事の時短となっています。道具を変える、たったこれだけの事でも、気持ちに余裕が生まれたりするのだなぁ、と思います。
今ではお料理上手な友人や、一度お使いくださったお客さまから話を聞いて、と、買いに来てくださるお客さまも増え、お店では人気の一品となっています。「木テーブル」のまな板は、万一カビが生えてしまった時には、削り直しなどのメンテナンスも受け付けていますので、安心してお使い頂けます。ぜひお試しください。
2006年、お祖母様の暮らしていた一軒家を改装してオープン。器、道具、服など衣食住にまつわるものや、暮らしになじむオブジェなどが並ぶ。連載「今日のひとしな」の執筆は、店主の河村奈穂さん。
静岡県静岡市清水区堂林2-9-5
TEL:054-353-1155
営業時間:13:00~17:00
不定休
http://www4.tokai.or.jp/sahanji-plus/
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