北海道の木彫り熊
~「POTLATCH」より vol.10 ~
大阪から北海道まで飛行機で片道約2時間ですが、その昔、北海道が今のように短時間で行けなかった時代のお土産の定番と言えば木彫りの熊だったのではないでしょうか。
大切な思い出の品の定位置は、昔の厚みのあるテレビの上や、床の間だったという話をよく聞きます。
そんな木彫りの熊が最近また人気なのはご存知でしょうか? 木彫りの熊を集めたイベントが行われたり、カラフルにリメイクされた熊が販売されたりと、木彫りの熊の扱われ方も昔とは様子が違うようです。
当店で扱う熊は、私の個人的な好みが仕入れ時に大きく影響するため(笑)、熊の大きさ(大きくても20cmまで)、色合い(光沢はないほうがベター)、表情(できれば優しい目をした熊)、鮭の咥え方(野性味がありすぎるとちょっと怖いのでNG)などを吟味し、厳選した熊だけを仕入れ、販売しています。
時代が変われば飾る場所も違い、キャビネットや飾り棚などさりげない場所に飾る方がおすすめです。花瓶や小物などと組み合わせて飾ると、熊が主張しすぎず、可愛く飾れます。ちなみに我が家の小さな熊はこんな風にキャンドルコーナーに並べています。
熊のマスクも昔の和室の壁にあると「いかにも」ですが、ナチュラルな白い壁に飾ると柔らかな印象でインテリアに馴染みやすく、ドライフラワーなどとも良く似合います。
熊のマスクの裏には、当時購入した日付や洞爺湖など地名が刻まれていたりすることがよくあります。熊がどこからやって来たのか、何十年壁に飾られてきたのかなど、その熊の歴史を知ると、なおさら熊への愛着が湧くのはきっと私だけではないはずです。
木彫り熊をお探しの方はオンラインショップもぜひご覧になってくださいね。
オンラインショップはこちらから
(1点ものの場合、タイミングによっては売り切れの場合もございます。ご了承ください。)
大阪府箕面市外院3-1-19
TEL:072-741-6656
営業時間:11:00~17:00
定休日:火曜、水曜
http://potlatch-minoh.com
Instagram:@potlatch_minoh
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