海を越えてやってきたイギリスアンティークのホースブラス

～「POTLATCH」より vol.14 ～

19世紀頃に荷馬車飾りとして流行したイギリスのホースブラス。Brass=真鍮で作られています。時代の移り変わりとともに荷馬車は衰退しましたが、今でもイギリスの収集家の間では人気の高いアイテムです。
当店では2017年にホースブラスを100点以上を集めた「ホースブラス展」というものを開催しました。日本ではなかなか目にする機会が少ない物のため、初めて見た人には栓抜きと勘違いされてしまう（笑）ことも多々ありますが、デザインの豊富さや、ユニークなモチーフ、アンティークらしい真鍮色の美しさなどに一目惚れして、購入される方も少なくありません。
イギリスではパブの店内や、リビングの暖炉周りに飾られていることが多いホースブラス。当店でご購入いただいたお客様はバッグにつけてチャーム代わりに使ったり、玄関やおうちの壁に飾ったりと、自由な発想でホースブラスを取り入れ、楽しまれています。
そもそもホースブラスは馬の装飾以外にも、邪気を払う魔除けとしても使われていたため、お守り代わりに身に付けたり、飾ったりするのはぴったりなアイテムなんです。

ホースブラスに使用されているモチーフは、その名の通り馬はもちろんのこと、鹿や象など様々な動物や植物、中には妖精のような不思議なモチーフを発見する事もたまにあります。

一番数の多い馬のモチーフ

農業や畜産などの職業を表すものや、リスやスワンなど愛好家が多い動物がモチーフになっていることも。

イングランドのバラ、スコットランドのアザミ、アイルランドのクローバーと、各国の国花がモチーフになったホースブラスは大変人気の高いデザインです。

こんなミニサイズのホースブラスもあります。小ぶりなサイズはペンダントトップとしても使いやすいですね。
牛や馬、羊にニワトリ、犬など、日本の十二支にもある動物のホースブラスもあるので、記念日の贈り物にしたり、自分だけのお気に入りの一点を探し出したりするのも楽しいですね。

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（ヴィンテージ品はタイミングによっては売り切れの場合もございます。ご了承ください。）

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