お家時間を充実させるインテリアグリーンによく似合う古道具

今日のひとしな
2022.01.17

~「POTLATCH」より vol.16 ~


長く続いたステイホーム中にインテリアグリーンを育て始めた方も多いのではないでしょうか? 観葉植物などのグリーンが室内にあると目にやさしいのはもちろん、水やりや葉の手入れをしている時間は気分転換にもなり、リラックス効果もあるそうです。かくいう私も仕事が一段落した時などは、観葉植物に霧吹きをしたり、傷んだ葉を取り除いたりしています。以前、植物の葉からは不思議なパワーが出ていて、葉っぱを触っていると心を落ち着かせてくれる効果があると聞いたことがあります。ちょっと神秘的ですが、素敵な話だと思いませんか? 効果があると信じて今でも実行しています。


というわけで、今日はそんなインテリアグリーンを素敵に飾るための古道具をご紹介したいと思います。
シンプルな黒や白のポットに入ったままでもいいのですが、味わいのある古いかごや古民具で植物を飾るとよりグリーンの美しさが際立ちます。
こんなラタンハンギングバスケットもそんなアイテムの中の一つです。
ヴィンテージ品らしい飴色に変化したラタンの色合いが、つる性植物のエスキナンサスとも相性ぴったりです。70年代に流行したプラントハンガーなどもウッドビーズなどを使用した雰囲気のあるものが多く、垂れ下がるタイプの植物にはお勧めです。


大きく育つパキラなどはこんなシンプルなラタンの筒かごと組み合わせてみてはいかがでしょうか? 大きめサイズのかごを選んでおけば、植え替えをして鉢が大きくなったとしても使うことが出来て便利です。また、この形のかごは、くずかごや小物入れなど様々な用途で使うことが出来るので、例え鉢カバーとして使えなくなっても困ることがありません。


葉ぶりが立派なコウモリランにも負けないほどの存在感のあるこの鉢カバーは昔の火鉢です。桐をくり抜き、「落とし」と呼ばれる銅製の内炉が入っています。


どっしりとした重厚感のある形をしていますが、桐は見た目よりも軽くて扱いやすく、炉に水草やメダカを入れてビオトープとして使っても素敵ですよ。

ぷっくりと膨らんだ株元と放射状に広がる葉姿がユニークなトックリランはこんな味わいのある木台に載せて飾ってみました。土台があるだけでその空間が引き締まり、植物を際立たせる効果が生まれます。そんな優れものの土台は、実は竈(かまど)で使う羽釜の木蓋を逆さまにして使っています。羽釜の大きさに応じていろいろな大きさの木蓋が作られていたので、好みのサイズの木蓋に出会えた時はぜひこんな風に花台として使ってみてくださいね。


旧家によくありそうなこんな水瓶は、マドカズラの植わった鉢とぴったり合いました。古い水瓶は落ち着いた陶器の色合いがグリーンともしっくり馴染み、高さを出して存在感を演出することも出来ます。


このように本来の用途とは違う新しい使い方を発見できた時は私自身も嬉しく、実店舗やオンラインショップでもご紹介しています。店頭で使用している鉢カバーや植物も全て販売していますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

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(ヴィンテージ品はタイミングによっては売り切れの場合もございます。ご了承ください。)

 

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