ロシアのキュートな民芸品、マトリョーシカ

～「POTLATCH」より vol.28 ～

パカッと開けると一回り小さな人形が出てきて、その人形の中にはまた人形が、その人形の中にはさらに小さな人形が…という風に、どんどん小さな人形が出てくる入れ子型のロシアの民芸品、マトリョーシカ。

以前、日本の郷土玩具であるこけしをご紹介しましたが、マトリョーシカのルーツは実はこけしだったことはご存知でしょうか？
1890年頃、日本のこけしがロシアに渡り、そのこけしから着想を得てマトリョーシカが誕生したと言われています。

一番小さなマトリョーシカに願いを込めて息を吹きかけ、その息がもれないように蓋をピタリと合わせて元通りにしておくと願いが叶うという素敵な言い伝えもありますよ。

どれも一つ一つ手描きで作られているため、表情や衣装の模様なども少しずつ違います。おおらかなロシア人らしく、はみ出していたり、色むらがあったりしますが、そこが可愛らしく感じてしまいます。

ちょっと顔の絵付けが雑すぎる気もしますが…（笑）。

クリスマスは終わってしまいましたが、サンタクロースのマトリョーシカも人気です。大きなクリスマスツリーを飾らなくても、こんなサンタさんを飾っておけば手軽にクリスマス気分を味わえますね。

すでに定番のマトリョーシカをお持ちの方におすすめしたい変わり種のものもございます。

ホルダー付きの塩コショウ入れです。

こんなマトリョーシカが食卓に並んでいるだけで食事の時間が楽しくなりそうですね。蓋付きの小物入れとして、アクセサリーを入れて使っても良さそうです。

大きな鉛筆型のマトリョーシカも。お土産物としても人気のアイテムだそうですよ。

デザインも豊富なマトリョーシカ。
ロシアの民芸品をお部屋に飾って楽しんでみてはいかがですか？

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