余り革から手作りされた「SHOJIFUJITA(ショージフジタ)」のレザーポーチ
~フーコより vol.9~
「SHOJIFUJITA」こと藤田さんは元同僚。一緒に働いていた当時から革で作品を製作し続けている。
何しろ5年ほどほぼ毎日一緒に仕事をしていたから、彼の人への細やかな気配りや優しさ、もの対する丁寧な姿勢、繊細なものづくりを間近で見てきた。今回ご紹介するのはそんなパーソナリティが作品からも受け取れる「SHOJIFUJITA」のレザーポーチである。
藤田さんはデザインから製作までの工程を自らの手で行っている。手作りというと手の跡が残っていたり、素朴な雰囲気と思われがちかもしれないが、このピシッとした精密な革製品は全て藤田さんの手作りの一品なのだ。
ラインナップは植物のタンニンなめし革を使ったバッグやお財布など、日常使いしやすい大きさやデザイン、シンプルだからこそこだわりたいステッチ使いや留め具などディテールにも気を配られたアイテムばかり。
レザーポーチはバッグを作った後に余る材料を利用して製作されているそうだ。人間でもシミやシワが人それぞれであるように牛革にも個性があることを理解してそのシワが生きるように考えたシンプルな形のポーチ。前からバッグには使わないけど、このシボシボした部分が好きだと言っていた。
裏側はリネンの生地できれいに仕上げられている。小サイズはちょうど名刺やカードが入る大きさで小銭を入れたり、アクセサリーを持ち運ぶのにちょうどいい。中サイズは通帳がぴったりと収まる大きさで私も愛用している。化粧ポーチとしても便利そうなサイズ感。大サイズはiPad miniが入る大きさ。3サイズ持っている私の友人などはこのサイズをうまいこと自分の生活に取り入れてバッグの中身をものの見事に仕分けしている。
諸説あるそうだがポーチはその昔、巡礼や旅に出るときにお守りを入れて腰に縫い付けていた巾着から始まっているそうだ。GOODLUCKと名前のついたレザーポーチ。ポーチってあまり表に出ることのない脇役的な存在だが「幸運を祈る」という名前を追い風に、日常に取り入れると気分も運気も上がりそうな予感がする。
フーコオンラインショップ
レザーポーチ(小) ¥4,000+tax
レザーポーチ(中) ¥6,000+tax
レザーポーチ(大) ¥10,000+tax
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