ワークウェアやカジュアルウェアは視点を変えて 「UTO」のエプロン

今日のひとしな
2022.12.14

~「LIFETIME」より vol.14 ~

「ワークウェア全般の生成りやホワイトは、汚れて初めて着用者のアイデンティティが刻まれるのですよ」

白のエプロンを前に躊躇っている人を見ると、ついついそう言ってしまいます。汚さないようにすれば技術も向上しますし、たとえ汚れたとしても、その人の職業や癖、大袈裟に言うのならば生き方が表現されていたりしますからね。


(ポケットフラップ有無、2サイズ展開)

「汚れるのが嫌だけど‟白”を身に付けたい。でも1シーズンで駄目になるからなぁ」というのはフォーマルウェアの話で、ワークウェアやカジュアルウェアは視点を変えると良いのです。黄ばみが気になるなら、いっそのことコーヒーで染めたら良いんです。


(革パーツがありますが、洗濯しても大丈夫!)

色物は逆に経年変化を愉しむに尽きます。色褪せが理由で箪笥の肥やしになるくらいなら、最終的に染め直せば良いのは白と同じです。

(左から 4 色は定番展開。右端のサンドベージュは限定色)

本日は、これぞワークエプロン! 「UTO(ユート)」の‟M-71 WORK APRON”をご紹介します。昨日の‟TOOL TOTE”でも触れたブランドの代表作です。

「ヴィンテージの U.S.NAVY メカニック用ワークエプロンを元型に制作しています。元型のサイズや細かい部位を忠実にコピーするのではなく、再現したいのはあくまでも『アメリカの古いワークエプロンらしさ』。現代の日常のあらゆるシーンで使いやすいように、サイジング、形状、レザーパーツなど様々なアレンジを加えながらも、アメリカのヴィンテージエプロンの魅力をしっかり継承することに重きを置いています。エプロンといえば、やはり女性向けにデザインされたものが多いのですが、本来はワークウェア。使い込むほどに、まるで長年履き込んだジーンズのように、表情を豊かに変化させていくこのエプロンを男性にも女性にも『着たい』と思って選んでいただけたらとても嬉しいです」

とは、UTOさんご本人のお言葉。わたしの稚拙な表現より伝わるので、引用させていただきました。ご家庭で日常のエプロンとして、仕事の道具として、当店でも一二を争う人気のエプロンのご紹介でした。


すでに完売していますが、このエプロンは当店「LIFETIME」の15周年記念として制作していただいたエプロン。スウェーデン軍のテントの大部分はそのまま残し、少し手を加えてエプロンに仕立てました。土が入りにくいようにフラップを付けたり、荷物をお腹にあてて運べるようにポケットを左右にずらしたりしてあります。

余談ですが、UTOさんとわたしはキジトラ(保護猫)飼い仲間。ほんと、どうでもいい話(笑)。

 

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LIFETIME/ライフタイム(京都)

住所:京都市北区紫野上築山町21
電話:075-415-7250
(※少人数での運営の為、お電話に出られない時があります)
営業時間:13:00~17:00
定休日:水曜、日曜
HP : https://lifetime-g.com/
instagram:@lifetime.kyoto

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