北欧の自然の色をまとった、ガラスのゆらぎが美しいキャンドルホルダー

今日のひとしな
2023.03.15

~「free design」より vol.15 ~



当店の16周年記念のフェアのテーマを「北欧の夜」と決め、どんなことがしたいか、どんなものが欲しいかを話している中で、出てきたアイデアの1つがキャンドルホルダーでした。

北欧の夜を明るく照らすキャンドルは、北欧の人々にとって寒くて暗い夜を少しでも明るく過ごすために欠かすことの出来ないもの。そんな北欧の夜の過ごし方をヒントに、あたたかな光をもたらしてくれる存在をつくりたい! という想いのもと、さまざまな意見を交換しました。

幾度も話し合いを重ねる中で、手づくりならではの揺らぎやグラデーションの美しさが魅力のフレスコ/frescoさんのグラスを通して光が灯ったらきれいなのでは?と思いたち、フレスコさんに製作を依頼。
本格的にオリジナルキャンドルホルダーの製作がスタートしました。


事前の打ち合わせを経て、2022年の夏、実際に大阪にあるfrescoさんの工房にお伺いして、サンプルをつくりながら製作の様子を見せて頂きました。
ガラスを熱しては形を整えるという工程を何度もなんども繰り返して形づくって行く様子は、まさしく職人技。フレスコさんでは、2人の職人さんの見事な連携によって1つのアイテムをつくっているのですが、一糸乱れぬ共同作業によって出来上がるのを目の当たりにして衝撃を受けました。


コテのあて方、息の吹き方、ガラスの温度。
ちょっと条件が変わるだけで、思い通りの形にはならないそう。
ものをつくり出す職人さんや作家さんには尊敬の念が絶えないです。


試作品をもとに色や形をどうするか検討に検討を重ねて、ようやく出来上がったのがこちらのキャンドルホルダー。
ありそうでなかったコロンとしたフォルムが特徴で、キャンドルを灯した姿はもちろん、ガラスのゆらぎが美しく、そのままでも様になります。
ラインナップは、「夕日」「湖」「オーロラ」「ベリー」「森」「雪」の6種類。すべて自然ゆたかな北欧の景色から着想を得たカラーです。


オリジナルのキャンドルホルダーが出来上がるまで、いかがでしたか?
つくり手の想いや出来上がる過程を知ると、さらに愛着が湧いてきます。

キャンドルホルダーとしてつくりましたが、
ちょっとしたグラスとして、花器として、いろいろ使えるので、
是非、暮らしの中に取り入れていただけると嬉しいです。 

■キャンドルホルダー(フレスコ/fresco×free design)

 

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free design(フリーデザイン)

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F
TEL:0422-21-2070
営業時間:11:00-19:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
オンラインストア:http://www.freedesign.jp
Instagram:@freedesign_jp 

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