陶磁器作家・城雅典さんの白磁の花器

今日のひとしな
2023.05.09

~「MATHERuBA」より vol.09 ~


毎年春の頃、MATHERuBA giftで個展を開催頂いています陶磁器作家の城雅典さん。
本日の「今日のひとしな」は先月の展示会の様子と城さんの作品のご紹介です。


今年は、手捺染(てなせん)のオリジナルの生地から一点物のカバンや洋服を制作されているbird campさんとの二人展。

サブタイトルに、アメリカのファッションデザイナー リリー・ピューリッツァーの名言 < Despite the forecast,live like it’s spring. >を付け、「いつだって春のような気分で生きることで毎日を楽しく過ごしましょう」といったお二人の思いの詰まった展示会となりました。

会期中は、お二人に縁のある方々の出店やライブもあり、春の陽気の中、ゆっくりと楽しめる素敵な展示会となりました。


さて、今や人気作家の城雅典さん。
お会いしたのは、鹿児島県出水郡長島町で作家活動を始めたばかりの頃。
それから薩摩焼の郷「美山」に拠点を移し、そこで白薩摩の生地を使った陶器と、磁器の両方の制作を手掛けられるようになりました。

お会いした頃から変わらずいつも穏やかで、誰とでも分け隔てなく同じように接してくださる城さん。
そのお人柄は、作品からも感じる事ができます。
毎回の展示会でも人気の白磁の花器。
お花を生けるとよくわかりますが、何でも受け止めてくれる懐の広さと大きさを感じます。
毎年少しずつ増えていく新作の白磁の花器は、展示会の楽しみの一つ。

こちらは、庭の花や枝物を簡単にリースやスワッグにできるリングとコーン。

花材を変えることで季節の設えを楽しむことができます。

また年末になると、毎年楽しみな「干支の置物」。
新しい年の干支を、白磁・染付・白薩摩の生地で制作される人気のシリーズです。
今年の干支「卯」は、白磁・染付・白薩摩に加えて、黒薩摩で鹿児島の天然記念物の奄美のクロウサギも。

こちら型ではなく、一つ一つ手作業での制作。


まさに職人技!
毎年数カ月かけてお一人で制作されているそう。
気の遠くなるような作業です。
来年は辰年。
どんな城さんらしい辰の置物ができるのか、今から楽しみです。


実は、来年の個展に向けてもう構想を練っているんです。
春の頃に私のほしい器。この時期のフレッシュなフルーツを洗ってそのまま食卓に出せるような白磁の器。
どんな試作ができてくるのか今からワクワクがとまりません!
来年の春の頃、どんな器ができたのかオンラインショップを覗いてみてくださいね。

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