オケクラフト「これなあに?」
~「かくれ家」より vol.10~
今日のひとしなは、昨日につづいてオケクラフトから、クイズ形式です。
これ、なあに?
この可愛いきのこちゃんは、
「ダーニングマッシュルーム」と言います。
穴の開いた靴下やお洋服などを繕うのに使うアイテムです。
穴を繕うなんて……昭和チックなイメージを想像される方もいるかと思いますが、出来上がった作品はアートを感じ、オリジナルでそしておしゃれにさえ見えます。
早速、使い方をご紹介!
穴が開いた靴下をダーニングマッシュルームに入れてきゅっとゴムで止めて。
ここからダーニング開始!です。
ずいぶんと、大きな穴ですね……(私の靴下のかかと!)
刺繍糸や毛糸で(毛糸は、縮むのでお洗濯は注意!)経糸(たていと)を作って 横糸を入れていきます。
穴が大きいと時間がかかるので最初は小さい穴がいいかなー。と思います。
というか、こんなに穴が大きくなるまではいたの?と突っ込みが聞こえてきそうですね。
約1時間かけてダーニングが完成した私の靴下。
自分でかかとを撮るのはなかなか難しくって、これが精一杯でした(笑)。
糸の太さや種類、糸によって小さな穴は個性あふれる作品へと変身します!
たのしくなったら、もう大変(笑)!
穴のあいた靴下はもうないかと探したくなります。
慣れてくると穴によっては、マッシュルームがなくても繕うことが出来るようになります。
ちなみに我が家では、こんな穴も繕いました。
娘の勉強机の椅子。
ピンクの糸がかわいくて今でも見るたびに嬉しくなります。
可愛くて、可愛くて(2回言いました)たのしくて、愛着もわいて、そしてエコにもなる。
そんなダーニングマッシュルーム。
私のオケクラフト品の中の大好きなひとしなです。
みなさんも、小さな穴から繕ってみませんか?
もしかすると……
穴だけじゃなくて、何か心の穴(?)も埋まって満たされるかもしれません。
そして、靴下をこんなに間近で見ることも貴重です。
糸と糸が折り重なって、こうなっているのか~。と気づきも生まれます。
そして、BGMは中島みゆきさんの「糸」がおすすめです(笑)。
私も、このコラムを書きながらこれをきっかけにもっとやりた~い!と
うずうずしはじめております。
穴の開いた靴下探さないと(笑)!
のりこでした。
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営業時間 10:00~16:00
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