ペンギンのような形の、大江憲一さんの醤油差し

今日のひとしな
2017.01.27

~ MIGO LABO(ミゴラボ)より vol.27 ~

 

陶芸作家・大江憲一さんの醤油差しを初めて見た時のカルチャーショックは忘れられません。少しずんぐりとしたフォルム、先の尖った注ぎ口がまるでペンギンのようで今にも動き出しそうな生命力を感じました。その頃の私が勝手に抱いていた陶磁器のイメージとは違う、何か新しいムーブメントのようなモノが起きているかも?と思ったのでした。

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この醤油差しは見た目のインパクトも大きいのですが、使った時の水切れの良さや蓋の納まりの良さなど機能性も絶賛されています。ハンドクラフト作品とは思えない精巧な作りと独自のデザインで大江さんの代名詞のような存在になっています。

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以前、メンズアパレル系の展示会に出向いた時に大江さんご本人に初めてお会いすることができました。アパレル業界の方々の中に混ざっていても全く違和感がなく、今までお会いした陶芸作家さんとは少し違うムードを持っていて興味はさらに高まりました。
昨年は美術館で600点の醤油差しを並べるインスタレーションを行ったり、洋服を中心に扱うセレクトショップで個展を行ったりと、ますます目が離せない存在なのです。

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写真・文 / 石黒美穂子

 

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MIGO LABO(ミゴラボ)

東京都目黒区五本木2-42-1

フォトグラファーの石黒美穂子さんがディレクターを務める生活雑貨のセレクトショップ。作家もののうつわ、かご、キッチン道具のほか、コーヒー豆、お菓子、調味料などの取り扱いも。

TEL 03-6303-3281 営業時間、店休日については、公式フェイスブックでご確認ください。

MIGO LABO公式サイトはこちら

 

*「おへそ的、買い物のすすめ展」でも大人気だったカオリーヌ菓子店のチーズケーキの販売会が1/28(土) – 30(月)で開催されます。詳細はこちらからご覧ください。http://www.migolabo.com/blog/2017/01/14/173047
※予約数に達したため、受付は終了いたしました。

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