世界を照らす光の彫刻「AKARI」

今日のひとしな
2023.08.22

~「soup. 」「soup. Life Store」より vol.22~

 

こんにちは。スタッフの服部です。
20世紀を代表する彫刻家 イサム・ノグチの代表作、光の彫刻 AKARIのご紹介です。
AKARIは、和紙と竹ひごというシンプルな素材から生み出される照明器具。その形状は様々で35年という長い年月をかけて200種類以上のAKARIが生み出されました。現行で手に入るモデルは約40種類と、廃盤となってしまったモデルも多く、その希少価値は年々増してきています。

AKARIの歴史は古く、1951年に芸術家イサム・ノグチが来日した際に立ち寄った岐阜県の提灯工場から始まります。太陽の光や月の光を部屋に入れようという意味から、「日」+「月」=AKARI(明かり)と名付けられました。和紙を通過した光は程よく分散し、自然光に近い柔らかい光が私たちを照らします。一点一点、職人の手によって丁寧に仕上げられており、照明として光っている時と光に当たっている時での表情の変化も魅力のひとつです。

素材が和紙と竹ひごということもあって和の印象が強いですが、欧米の洗練されたインテリアでも目にすることが多く、和洋問わず様々なスタイルの空間に調和します。イサム・ノグチは、AKARIのことを「その人の権威の象徴ではなく、貧富にかかわらず感性の証であり、暮らしに質を与え、いかなる世界も光で満たすのです。」と言いました。自然素材とシンプルな製造工程だからこそ手に入りやすい価格。組み立て式にすることでコンパクトに、余分なコストをかけずにより多くの人に届けることができます。製作開始から70年以上、AKARIは私たちの暮らしを分け隔てなく照らしてくれています。

お家の様々な場所で灯されているAKARI。ダイニングに吊る場合は、食事中の飛び跳ねも考慮して通常のペンダントライトより少し高めに吊るのがおすすめです。リビングに吊る場合も動線の邪魔にならないように高さが重要になります。45Aなどの球体タイプも存在感があって良いですが、圧迫感や高さを抑えたい方には楕円型の26Aや50ENもおすすめです。 優しい光から寝室に選ばれることも多く、AKARIを眺めながら眠る……とてもいい夢が見られそうです。

また最初の1灯には1Nなどのテーブルランプがおすすめです。丸みを帯びた優しい形+華奢なアイアン脚が可愛らしく、電源さえあれば様々な場所に設置できます。部屋の角に置いて空間の広がりを演出したり、サイドボードの上においてディスプレイの一つとしても楽しめます。軽量で持ち運びもしやすいので、気軽に模様替えを楽しめます。

今回は、AKARIについてご紹介させていただきました。
世界の暮らしを照らす唯一無二の照明、ぜひ皆様の生活に取り入れてみてください。
店頭展示もございますので、AKARIの光を体感していただけます。遠方の方はぜひオンラインショップもご活用ください。

オンラインショップはこちら
soup. (stores.jp)

★取り扱い店舗 soup. 、soup. Life Store

 

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soup./soup. Life Store/ミュージアムショップ YAGURA

soup.
愛知県安城市住吉町3丁目6-14
TEL/0566-95-5288
Open/11:00~19:00 
Closed/Tuesday & Wednesday
ウェブサイト https://www.b-soup.com/
オンラインショップ https://b-soup.shop/
Instagram https://www.instagram.com/soup_mainstore/

 

soup. Life Store
愛知県安城市篠目町竜田86-8
TEL/0566-93-4131
Open/11:00~19:00 
Closed/Wednesday& 1st 3rd Tuesday
ウェブサイト https://souplifestore.stores.jp/
オンラインショップ https://souplifestore.stores.jp/
Instagram https://www.instagram.com/soup_lifestore/

 

ミュージアムショップ YAGURA
愛知県岡崎市高隆寺町峠1番地(岡崎市美術博物館内)
TEL/0564-83-5952
Open/10:00~17:00
Closed/月曜日(祝日の場合は翌日)※岡崎市美術博物館 開館スケジュールに準ずる
Instagram https://www.instagram.com/museumshop_yagura/

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