毎月めくるのが楽しみな西希望の家カレンダー

〜「ao+水玉／アオトミズタマ」より〜　vol.24

1985年に開所した〈西淡路希望の家〉。現在60名ほどの障害のあるメンバーが、その人らしく働ける場所の開拓、創出、そして障がいに関わらず地域で生き、働けること目指してスタートしました。手織りや刺繍などのものづくりから、軽作業や清掃活動など就労支援にも取り組んでいます。
さまざまな活動をする中で生まれた「西希望の家カレンダー」をご紹介しますね。

オリジナルカレンダーの数字は、同事業所に通所するメンバーが描いています。ひと月につき1名のメンバーが数字を担当。

左下には書き上げたメンバーの名前も記載されているところにも愛情をこめて制作していることを感じます。

皆さんの個性が大爆発。ペンや筆など画材によっても文字は違って一人ひとりの個性を生かす数字が主役のカレンダー。
紙にもこだわりがあって、手触りや質感や色、めくるたび楽しめるように異なる複数の種類の紙を採用しています。

絵が得意なひと、文字を書くのがすきなひと、細かい作業が上手なひと、個人の得意なことを生かしつつ作業を分担しメンバーやスタッフのかたみんなで協力して作品作りをする。カレンダーの売り上げはみんなのボーナスになるんだそう。
メンバー皆さんの張切る笑顔を想像しながら、お客様に一つずつ手渡しさせていただけたのがうれしいです。

我が家のリビングには西希望の家カレンダー。インテリアにもすっと馴染んで毎月めくるのが本当に楽しい。
毎年11月頃に次の年のカレンダーをご紹介しているのでどうぞ楽しみにしていてくださいね。

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