「cineca(チネカ)」のハーバリウムという名の砂糖菓子
~レクトホールより vol.9 ~
デイリー連載「今日のひとしな」コラム、第9回目の今日は、cineca(チネカ)のherbarium(ハーバリウム)をご紹介します。
2014年、ハーバリウムはホワイトデーに向けてレクトホールのために作っていただいたのがきっかけで生まれました。
ハーバリウムとは元々「植物標本集」という意味。これは、箱の中で静かに眠る鉱物をイメージして作られた砂糖菓子です。つぼみや花びらを閉じ込めた透明な粒の佇まいに、思わずはっと息をのみます。
初めて見たときは「本当に砂糖菓子なの??」と驚きました! まるで琥珀などの樹脂か宝石のようです。お客様もブローチか何かだと思われ、びっくりされることも。
あまりの美しさに食べるのがもったいなくて、自分用ではなくプレゼントにしたいとおっしゃるお客様が多いです。パッケージにはそれぞれの花言葉が添えられているので、気持ちにあったものを選んで、花を贈るようにプレゼントできたら素敵ですね!
お召し上がり方は、お湯を注いで甘いハーブティーとして。花びらやハーブが浮いてきて見た目にも楽しめます。あとは紅茶にお砂糖代わりに入れるのもおすすめです。
バレンタインとホワイトデーに向けて、お花に加えて、グリーンが鮮やかなハーブのハーバリウムも入荷する予定です!
グリーンハーブのタイプは、静寂な森の川辺の傍らで、朝露のなかに光る葉のようなイメージ。ミント、ローズマリー、セージ……、グリーンのハーブが飴に包み込まれています。フレッシュなハーブキャンディーとしてお召し上がりいただいても、またお花のハーバリウムと同じく飲み物にしても爽やかな風味が広がります。
想像力が広がるcinecaのお菓子の世界。ぜひご堪能ください。
cineca
ハーバリウム 甘い標本
¥1,500+tax~
クリーンでジェンダーにとらわれない服、装飾や汚れをそぎ落とし、シンプルで清潔感のある仕上がりを目指したアンティーク家具、個性が光る作家ものの器などを扱うショップ。デイリー連載「今日のひとしな」のコラム執筆は、オーナーの廣田佐知子さん。
東京都渋谷区恵比寿南2-15-6 greenhills GF TEL 03-3716-1202
12:00~19:00 月曜定休 http://rectohall.com
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