北欧の巨匠・アルネ ヤコブセンがデザインした掛け時計「STATION」

～ MAR（マル）より　vol.24 ～

「MAR」にいらしたお客さまをいちばんにお出迎えするのは、壁にきちんと並んだ掛け時計。誰が見ても一目で時間の分かる、とてもシンプルなデザインです。それでいて存在感のある佇まいで、「MAR」の白い壁にとても映えます。
 
この時計をデザインしたのは、デンマークの建築家であり、家具のデザイナーでもある巨匠アルネ・ヤコブセン。1943年当時、手書き風の柔らかなフォントが主流であったヨーロッパで、この時計は発表されました。

見やすく、シンプルでどんな空間にも馴染むその時計は、瞬く間にデンマーク中に広がります。鉄道の駅の時計として採用されたことから、「STATION」と名づけられています。
 
ただシンプルなだけではなく、細かいところにヤコブセンのこだわりが見え隠れします。例えば時計の針はぷっくりとしたフォルムで、品のあるデザイン。文字盤を覆うガラスも丸みを帯びていて、どこから見ても時間が見やすいようになっています。
 

後ろを見てみると、回すとすっと収まる電池入れの部分には赤いリボンが。ヤコブセンの遊び心に、電池を換える度に笑みがこぼれそうです。

もうひとつ、「STATION」の大きな特徴は秒針がないこと。カチカチという音が鳴らないため、寝室や仕事部屋にもおすすめです。

大きさは全部で３種類。Ｓは直径160㎜。キッチンや子供部屋に丁度良い大きさです。Ｍは直径210㎜で、一人暮らしのワンルームや寝室に。Ｌは直径290㎜と大振りのため、家族が集まるリビングルームや少し広めのお部屋にいかがでしょう。見た目よりもとても軽量で、フックに掛けられるため、賃貸の家でも装着が可能ですよ。

アルネ ヤコブセンの掛け時計「STATION」
Ｓ　Ｍ　Ｌ　

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