静かな喜びを感じる、日本橋木屋さんの牛刀
〜「ガランドウ」より〜 vol.23
小学生の頃、クラスでコンパスを購入する機会がありました。その時の事をよ~く覚えています。クラスの男子は当たり前のように青いコンパスを選び、女子は赤いコンパスを選び、注文書を先生がまとめて購入。届いた時判明したのですが、女子の中でただ一人わたしだけが青いコンパスでした。

青色が好きだったこともありますが、包丁選びも同じでした。まずはこの一本、万能な三徳包丁か、本格派の牛刀で迷った時、わたしは牛刀を選んでいました。形がかっこよかったのです。

三徳包丁は、肉・魚・野菜どれにも対応できて扱い易いというのが特徴。まずはこれ一本あれば何でもできるからと母に持たされる包丁だと思います。牛刀は三徳包丁で慣れてきたら、更に肉や魚調理に向いている牛刀を買っていよいよ本格調理の道へ、なイメージ。でもどちらも包丁、よほど変わった形じゃないなら見た目も好みの方がいい。

包丁や刃物を中心に生活道具を販売する日本橋木屋さんの鋼(はがね)製牛刀。端正な中にもゾクっとするほどかっこいい佇まいに惹かれます。パッケージの中に「さびます」と記載があります。錆びないステンレス製しか使ったことのなかったわたしには、そういう一見マイナスポイントともとれる部分も魅力的に映りました。

実際使ってみると普通の包丁より、少しだけ気を付ければ大丈夫。鋼は錆びやすい材質ですが、切れ味がよく、切れ味が落ちた時も研ぎやすく、その結果包丁がダメにならず長持ちするという大きなメリットがあります。マイナスポイントより使う度に感じる静かな喜びの方が大きいのです。

自分で選んだ包丁がうまく扱えている、と自信を感じる。こんな嬉しいことはないです。
■「日本橋木屋/鋼製牛刀180mm」はこちらからご覧いただけます
富山県高岡市定塚町1239
TEL:0766-22-3623
営業時間:10時~18時
定休日:日曜、月曜
https://garandou.jp/
Instagram:@_garandou_
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