時間を旅するカレンダー

今日のひとしな
2026.11.08

〜「糸デンワ」より〜 vol.8


日めくり、週めくり、月めくり。普段何気なく目にするカレンダーですが、考えてみれば、めくる系だけでも、結構な種類があるものです。


めくるといえばカレンダー。そんな世間の常識を見事に覆してくれる、POSTALCO(ポスタルコ)のワンイヤーウォールカレンダー。文房具ラヴァーの方々を虜にする、替えのきかない一品です。


他との大きな違いは、一枚の紙で1年を俯瞰できること。それだけです。めくり系カレンダーとの違いはそれだけですが、その効能の差は月とスッポンです。この小さな違いを形にしたことは、カレンダー史に燦然と輝く、たまげた発明だと思います。


1年という決して短くはない時間を、壁に貼った一枚の紙の上で、ズラーッと眺める。今日から明日、明日から冬、冬から8月へ、自由自在に時間をワープする。365日がいっぺんに眼に飛び込んでくるからこそ可能な、タイムスリップです。


スマホのアプリでも同じようなことは可能ですが、小さな画面を指でシュッシュとスワイプするのか、壁に掛かった1年をぼんやりと眺めるのか。私は味わい深い後者に軍配をあげたいですし、その気持ちに物言いのつきようはありません。


日付の横に設けられた、小さなスペース。昨日の夕飯も思い出せない私にとって、大変ありがたいスペースです。3ヶ月前のあの日に何をしていたか。半年後のその日は何をすべきか。予定を書いてもいいし、その日の出来事をひと言で残してもいい。心地良くペンが走る紙質で、書き込むという行為そのものも楽しめます。


歯医者、コケた、友達と町中華、筋トレ、暇だった。予定表として使っていたものが、いつの間にか1年の記録になっている。そんな自由な使い方ができるのも、このカレンダーの面白さです。


印刷されたものを、壁に貼り、書き込む。そうして1年を過ごしていくうちに、ただの日付の集まりだった紙が、自分だけの一枚へと変わっていきます。


使い終えたらゴミ箱にポイ。これは御法度。大切に保管すべしです。こんなにコンパクトになる思い出帳ですから、取っておく以外の選択肢はありません。暇な休日に過去のカレンダーを取り出した瞬間、時間旅行が始まります。「あの日に子猫を保護したな」とか「この日は雪がえげつなかった」などなど、思ひ出ぽろぽろの時間を、温もりある紙の手触りと共に楽しめます。


ただの一枚の紙ですが、時間の捉え方や残し方が変わる。未来を眺め、現在を書き込み、過去を振り返る。まるでタイムマシンのようなこのカレンダーに、来年も再来年もお世話になりたいと思います。


ご紹介したアイテムの詳細は、こちらでご覧いただけます。




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糸デンワ

静岡県静岡市清水区巴町9-21 丸二ビル3F
営業時間: 12:00 〜 19:00 
定休日: 木・金曜日
HP:https://ito-denwa.com
Blog:https://ito-denwa.com/apps/note
Instagram:@itodenwa_shizuoka

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