日常と非日常。背中合わせの世界に生きる、「higurashi antiques(ヒグラシ アンティークス)」のアンティーク
~ FESTINA LENTE(フェスティーナ レンテ)より vol.23 ~
昔から、母の影響で古いものがだいすきでした。
ただなんとなく、
そこにあるだけで美しい。
それは不思議な魅力で、幼いながらにその理由がなんなのか疑問に思っていたものです。
仕事前に立ち寄った蚤の市で「higurashi」さんのアンティークに出逢ったとき、
急に幼いころの疑問がわかったような気がしました。
「higurashi」さんのアンティークには、物語があるのです。
どうして今、ここにあるのか、そのものが経てきた背景まで知りたくなるようなストーリー。
「a thing for someone. それは誰かのためのもの。」
「higurashi」のオーナーである伊藤さんは、そう言います。
誰かにとって特別でなくても、
誰かにとってはかけがえのないものかもしれない。
日常と非日常が詰まったアンティークの数々をみていると、
想いが巡り、愛おしくてたまらなくなるのです。
誰かの物語を語り続ける、「higurashi antiques」のアンティークのお話でした。
文・写真/Kasai Shiki
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