華やかで、洒落があって、粋な東京土産

今日のひとしな
2017.06.17

~ 日本市より vol.3 ~

東京土産を選ぶとき、種類が多すぎて困った経験ありませんか? ということで、今回は東京土産を選ぶポイントとおすすめをご紹介します。

東京といえば「花の大江戸」です。「華やか」で、「洒落」があって、「粋」。この3つが東京土産を選ぶポイントです! ではさっそく、ご紹介しましょう。

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まずは、「華やか」。これにぴったりなのが「東京花火みやげ」。「大江戸牡丹」「江戸の墨火」という2種類の花火が入っています。

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「大江戸牡丹」は、純国産にしか見ることのできない繊細な火花を散らせます。点火から燃え尽きるまでに見せる様々な表情は起承転結に例えられ、牡丹(起)・松葉(承)・柳(転)・散り菊(結)と呼ばれています。

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「江戸の墨火」は、硝石・硫黄・木炭から作られた火薬を用いた江戸時代の花火「和火」のごとく、赤橙色の長い火花が飛び出します。

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次に、「洒落」。おすすめは、こちらの「東京手捺染手ぬぐい」。手捺染(てなっせん)は一色ごとに型を作り、一色ずつ染める製法です。古くから養蚕や織物などの繊維産業が盛だった東京・八王子の染屋さんで作りました。

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折りたたむとパスポート、広げると飛行機の絵柄が現れます。洒落が効いているでしょう?

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最後に、「粋」。この「歌舞伎だるまみくじ」は、戦国時代の終わり頃から江戸時代の初頭にかけて、江戸で大流行したといわれる歌舞伎をモチーフにしました。中身のおみくじは、歌舞伎の台詞がベース。その特徴の一つである「七五調」を生かした、リズムがありながら粋なお告げが飛び出します。

「華やか」「洒落」「粋」。これさえ押さえておくと、間違いありません。東京を訪れたときのお土産や、東京からの手土産を探す際には、是非お立ち寄りくださいませ。

東京花火みやげ 1,620円(税込)
東京手捺染てぬぐい 1,620円(税込)
歌舞伎だるまみくじ 486円(税込)
(すべて地域限定販売)

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中川政七商店

1716年(享保元年)創業以来、手績み手織りの麻織物を扱い続ける奈良の老舗。「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、「中川政七商店」「遊 中川」「日本市」「2&9」「motta」「花園樹斎」などのオリジナルブランドを展開。日本全国、その土地ごとに受け継がれてきた職人の技や想い、暮らしの知恵が息づく生活雑貨を数多く生み出している。300周年を機に、全国の工芸産地と読者をつなぐウェブメディア「さんち ~工芸と探訪~」をスタート。

 

中川政七商店 表参道店
東京都渋谷区神宮前5-43-7 1F
TEL:03-3409-2260
営業時間:11:00~19:00
定休日:年末年始
http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/2428

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