高度なろくろ技術から生まれた「高橋工芸」の木の器
~メゾン エ トラヴァイユより vol.19 ~
個人的に木の器や雑貨、家具など木工製品に強く惹かれます。木それぞれの個性や、自然に近い状態で使用できることなどが理由です。
そんな木が好きなわたしが数年前に出会ったのが、北海道旭川にある高橋工芸です。高度なろくろ技術を駆使した、繊細なものづくりが特徴。おもに北海道産の樹種を用いて、シンプルかつ機能的なテーブルフェアを製作しています。
製品に使う木材は、山に木を植えた時に買い付けをし、伐採後に数年かけて寝かせ、反りや縮みを落ち着かせた後に加工されます。
北海道産のシナの木を、丁寧にろくろでかたちづくり、食器用ポリウレタン塗装で仕上げたマグカップとコップ。モチーフは卵、包み込むような丸みを帯びたデザインは、持ちやすく非常に軽いです。
Caraコップ ¥2,800+tax / Caraマグカップ ¥3,500+tax
同じくcaraシリーズのボウル。これを見た時、「ハイジの器だ!」と思いました。スープやシチューを木の器で飲みたい、という憧れにも似た気持ちは今も変わりません。キャンプなどアウトドアに持っていきたいボウルですね。
Caraボウル(12cm)¥3,500円+tax /(15cm)3,800円+tax
こちらは、計算された“角度”が生み出す機能性と意匠性を追求した“kakudo”シリーズのプレートとバターケース。朝食でこのセットが出てきたらテンション上がりますね! 普通の食パンでも数倍美味しく見えそうです。
kakudoプレート ¥4,500+tax / kakudoバターケース ¥4800円+tax
「家」と「仕事」をテーマに、この先ずっと使えるもの、大切にしていきたいものをセレクトしたライフスタイルショップ。古い郵便局を改装した雰囲気のある空間に、雑貨や器、道具が並ぶ。デイリー連載「今日のひとしな」のコラム執筆は、オーナーの谷 奈穂さん。
神戸市中央区山本通3-8-1ポルトビル1階
TEL:078-891-3215
12:00~18:30 水曜定休
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。