独特の美しさがあるアンティークの白い皿

今日のひとしな
2016.03.20

~メゾン エ トラヴァイユより vol.20 ~

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昨年まで、「Brocantetit.(ブロカントティト)」というアンティーク、ブロカントのお店を10年程やっていました。主に古い紙や食器などを扱うお店でした。思うとこがあって閉店し、新しく作った「ロクガツビル」というビルの中に、少しだけアンティーク品を扱うショップをオープンしました。それが「Cornel(コーネル)」です。そのCornelから、今日のひとしなを紹介します。

 

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写真左から時計まわりに、オーバルプレート(フランスアンティーク)¥10,000円+tax / ラウンドプレート(ベルギーアンティーク)¥3,800+tax / お花型プレート(フランスアンティーク) ¥4,900+tax / 八角形プレート(ドイツアンティーク) ¥1,800+tax

ずっと人気の高い、フランスやベルギーの白いお皿。古いものだと1800年代のものなどもあります。それだけ古いと、当然真っ白なものは少なく、茶色くなっていたり、ひび割れていたり、傷がついていたりと表情は様々。でも汚れているほど魅力を感じてしまうのがアンティークの不思議なところです。

かたちもオーバルだったり、八角形だったりいろいろあります。お皿として使うことはほとんどないですが、お店だったら、アクセサリーをディスプレイしたり、ドライフラワーを飾ったり、ショップカードを置いたり、使い道がたくさんあります。ですので、買い付けで向こうに行くと、見つけたら見つけた分だけ欲しくなってしまいます。

 

こちらはアンティークというよりはヴィンテージ。すべてARABIAのものです。

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ARABIA リムプレート(中)¥2,900円+tax / (大)¥3,900円+tax / ARABIA “KF2 HORS D’OEUVRE DISH”¥24,000+tax

ARABIAといえば、北欧らしい可愛い絵柄というイメージですが、シンプルな白のプレートを集めています。そして、手前の幾何学模様のオードブルディッシュは、Kaj Franck(カイ フランク)がデザインしたもの。1958~1962年の4年間のみの製造で、流通量が少ない希少な作品です。計算されたとても美しいデザインです。

MAISON ET TRAVAIL(メゾン エ トラヴァイユ)

「家」と「仕事」をテーマに、この先ずっと使えるもの、大切にしていきたいものをセレクトしたライフスタイルショップ。古い郵便局を改装した雰囲気のある空間に、雑貨や器、道具が並ぶ。デイリー連載「今日のひとしな」のコラム執筆は、オーナーの谷 奈穂さん。

 

神戸市中央区山本通3-8-1ポルトビル1階

TEL:078-891-3215

12:00~18:30 水曜定休

http://www.maison-travail.info

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