ドライフルーツ入りホットケーキの朝ごはん
「ひねもすのたり」松原幸子さん vol.1
今回から4回にわたり、わが家の朝ごはんをご覧いただきます「ひねもすのたり」の松原です。東京・阿佐ヶ谷で小さな器とカフェのお店を営んでいます。
うちの朝ごはんは、大学生の息子の好みに合わせて和食中心。休日は、パンかホットケーキを作るという感じです。どれも10分くらいで作れるものばかりです。今日はその中から、週末によく作るドライフルーツ入りホットケーキの朝ごはんをご紹介します。
ホットケーキ、トマトスープ、ベビーリーフとトマトのサラダを、息子が生まれた時から使っている折敷にセッティング。果物好きなので、うちでは毎食後、果物をいただきます。今日は柑橘の女王、黄金柑。
使っている器はこちらです。
●ホットケーキ……村田森さん
●サラダ……小野哲平さん
●果物……郡司庸久さん、慶子さん
●マグカップ……伊藤聡信さん(お店では取り扱っていません)
●ホットケーキ……エルメス(お店では取り扱っていません)
●果物……村田森さん
今日使った器は、見込み(内側の部分)に絵柄が入ったもの。食べ終わって、料理がなくなっても楽しい器。右上から時計まわりに、エルメスのサーカス柄、郡司庸久さん・ 慶子さん作のスリップウエア。左下は村田森さん作のオーバル皿はサッカーボール、花の形の皿にはワインと時計が描かれています。
普段から、磁器のものだけ、丸型のものだけという組み合わせになるのは避けて、いろいろな素材、形を使うようにしています。春から夏にかけては磁器やガラスのものを、秋から冬にかけては陶器を使うことが多いです。洋食器や骨董も組み入れています。様々な素材や年代、地域のものを組み合わせたほうが楽しいし、食欲が湧くような気がします。
今日はせっかくですので、長年作ってきたドライフルーツ入りのホットケーキの作り方もご紹介しますね。
①
固くなったいちじくやプルーンなどのドライフルーツは、ホットケーキに入れると水分を含んでちょうどいいやわらかさになります。今日のイチジクもカチカチ。その他に、ブルーベリー、クランベリー、プルーン、レーズンをミックスしました。
②
すりおろした人参も用意。ホットケーキに入れると、独特の味を感じにくくなるので、人参嫌いなお子さんがいるご家庭にオススメです。
③
ホットケーキミックス、牛乳、卵、ドライフルーツ、すりおろし人参を、さっくり混ぜ合わせます。
④
フライパンに流し、弱火で焼きます。ちなみにこちらは、デンマークの蚤の市で買った、ふた付きの銅製フライパン。ホットケーキにぴったりの大きさです。
⑤
ホットケーキを焼いている間に、スープを作ります。基本は玉ねぎベースで、具は、じゃがいも、カブ、ブロッコリー、コーンなど、その日によっていろいろ。今日はおいしくなってきたトマトを。
⑥
コンソメで煮てもおいしいですが、うちではだし、しいたけ、だしつゆでやや和風スープに。
⑦
5分ほど火を入れたら、バーミックスで攪拌。バーミックスを使うことで、スープの世界がぐんと広がりました。主人もこれでスープ作りを楽しんでいます。最後に塩こしょうで好みの味に仕上げて完成。その日の気分で器を選んでそれぞれを盛り付け、朝ごはんをいただきます。
東京都杉並区阿佐谷北1-3-6 2F
TEL:03-3330-8807
営業時間:月~水12:00~18:30、木18:30~23:30、金土12:00~23:30
定休日:日曜
http://ひねもすのたり.com/
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