炊き立てご飯と、和のおかずの朝ごはん
「ヒメミズキ」小笹教恵さんvol.5
新潟市で「ヒメミズキ」という器の店を営んでおります、小笹教恵と申します。連載最終回の今日は、我が家の定番、和食の朝ごはんです。
ご飯、茄子の味噌汁、焼き鮭、卵焼き、いんげんの胡麻和え、オクラ納豆、じゃこと小松菜のふりかけ、梅干しです。
数年前から炊飯器を使わなくなり、ご飯はいつも大谷哲也さんのライスクッカー(炊飯鍋)で炊いています。
強火にかけ、沸騰したら弱火にして4〜5分。その後15分蒸らすだけなので、忙しい朝にもオススメです。以前は、土鍋に面倒なイメージを持っていたのですが、お米を水に30分浸す工程を事前にしておけば、炊飯器の早炊き機能よりも早く、美味しいご飯が炊けるのです。
お米は、私の実家で作ったコシヒカリ。美味しいご飯とお味噌汁に、好きなうつわを並べて、おかずを少しずつ。特別なことはしなくても、美味しいなと噛み締めながら食事をすると、それだけで良い一日になりそうな気がします。
心地よい積み重ねがもたらしてくれる心の豊かさを大切にしながら、毎日を過ごしていきたいと思っています。最後までお読みくださりありがとうございました。
【今日の器】
・藤田佳三さんの安南手輪花6寸皿(焼き魚)
・佐藤もも子さんの染付菊割小鉢(オクラ納豆)
・阿部春弥さんの輪花豆皿(インゲン)
・松浦コータローさんの灰青磁蓮華(梅干し)
・富山孝一さんの栗のトレー
・郡司庸久さんのポット
【道具】
・大谷哲也さんのライスクッカー
新潟県新潟市中央区古町通2番町528
TEL:025-201-9252
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜
http://himemizuki.com
オンラインショップ http://himemizuki.shop-pro.jp/
Instagram「@himemizuki」
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