「かまどさん」で変わる、お米ライフ
~SALON adam et ropéより vol.10~
「美味しいお米が食べたい」。日本人ならば、誰もが願う事。
家電量販店の炊飯器売り場に行けば、そんな願いを叶えるべく、様々なスペックを兼ね備えた炊飯器がずらりと並びます。そんな中で見かける、「まるで土鍋で炊いたような」という謳い文句。
これは、「土鍋でお米を炊くって、火加減調節とか色々と手をかけなきゃならないし、今どき面倒。でもこの炊飯器ならその美味しさをボタン一つで再現出来ますよ」という意味なのだと思います。
いや、だったら今どき土鍋で炊きましょう! 「SALON adam et ropé(サロン アダム エ ロペ)」には簡単に美味しく炊ける、長谷園の「かまどさん for SALON」があるんですよーと、売り場で迷っている人の耳元で囁きたくなります。
長谷園は、三重県は伊賀焼の窯元。創業天保三年と歴史のある窯元です。最近ではテレビで取り上げられる事も多いので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
なんといっても最大の魅力は、“火加減いらず”で初心者にも簡単に炊けること。「かまどさん for SALON」は、2合炊きと3合炊きをご用意していますが、3合の白米なら、炊飯と蒸らしを含めて30分ちょっとで炊き上がってしまうのです。
伊賀焼物の特質として粗土で作られているので、土鍋がおひつのように呼吸をしてくれます。それによってお米がベタ付かず、冷めてからおにぎりにしても美味しくいただけます。
料理が苦手な私は、焦がす自信満々で炊飯体験をしたのですが、あまりにも簡単に炊けて驚きました。そして何より、炊きあがったときの“絵”が美しい!
内蓋を持ち上げたときの立ち上がる湯気、ふっくらした艶やかな白米、キッチンに広がる炊きたてご飯の香り…。これは体験した人のみが味わえる感動の瞬間です。
お店にいると、「土鍋ってかさばるし、ご飯用の為だけに買うのは勿体無いかな…」というお声をよく耳にします。が、その考えは今すぐ捨て去って下さい! 「かまどさん」は、ご飯炊きだけではないのです!
肉じゃがなどの煮物料理も美味しく出来ますし、冬ならばおでんにもぴったり。個人的には、別売りの長谷園の「すのこ」を使ったヘルシーな蒸し料理もオススメです。
鍋底に水を入れ、沸騰したらブロッコリーやパプリカ、かぶ、エリンギなどをすのこに乗せて蓋をするだけ。栄養をぎゅっと閉じ込めた蒸し野菜が、ものの数分で出来上がります。クッキングシートを敷けば、蒸しケーキも出来ますよ。
料理のレパートリーがぐっと増えますよね。
ご飯だけじゃない、一台で何役もこなしてくれる「かまどさん」。「かまどさん for SALON」は長谷園に特別にオーダーした、ブラックとホワイトの別注カラーになります。
通常の土鍋は、鍋をいくつも重ねて上から釉薬をかける手法なので、鍋肌の上半分のみに釉薬がかかっていますが、「かまどさん for SALON」は一点ずつ釉薬をかけるので鍋肌全体に色がつき、スタイリッシュな印象に。インテリア小物としてもなじみやすいように、マットな釉薬を選んでいます。これならキッチンに置きっ放しにしても大丈夫。
鍋全体が釉薬に覆われる為、強度も増します。さらに釉薬がかかっている分、全体的に洗うときに汚れが落ちやすいのも嬉しいポイント。手間暇かけて作られている分、長く愛用して頂くことが出来るのです。
最近では若い方でも土鍋でご飯を炊く方が増えているので、贈り物にチョイスする方も多いです。サイズや色で迷ったらぜひスタッフに相談してみて下さいね(「かまどさん」は直火専用です。贈られる方の熱源の確認をお忘れなく!)。
この暑さの峠を越えれば食欲の秋。待ちに待った新米シーズンです。
ぜひ、「かまどさん for SALON」で実りある料理体験を。
text. 直原
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