家族そろってリネンハンカチ

～ キナルLABO より vol.19 ～

子どもの頃から “毎日触れる布” と言ってまず思い浮かぶのは、衣類の他だとまず「ハンカチ」かもしれません。
 “ 持たなければいけない ” と大人から教えられる子ども時代から、やがて用途の他に “礼儀” や “エチケット”という意味合いが加わり、さらに歳を重ねるに連れて、「大人のおしゃれの一部」まで進化していくのが、ハンカチの面白いところだと思っています。

また、大人になるにしたがって、パリッとアイロンのかかったものを心地よいと思うことや、（子どものハンカチはいつもクシャクシャ・・・笑）
その日の気分や出かける先、ファッションに合わせて選ぶようになることを考えると、面白い変化を遂げる布だなぁと感じます。

我が家では、家族全員のハンカチが、アイロンをかけられて同じ引き出しに一緒にしまってあります。

朝、家族はその中からサッと一瞬で今日の一枚を選んでバタバタと出かけていくのですが、ふと、お洗濯とアイロンの回数頻度の高いものがあることに気づきました。

それは、「リネンのハンカチ」。
わたしは「fog linen work」さんのハンカチを使っていますが、そのお洗濯回数の多い理由を家族と話してみたら、わたしのハンカチだと思っていたそれらを、家族もついつい選んで使っていた！ということが今朝わかりました。（どーりで・・・）

ご存知の方も多いかと思いますが、リネンは吸水性に優れ、速乾性もあり、雑菌も溜まりにくいという特性から、高級寝具に使われることが多い素材です。
その特性を考えてみると、ハンカチに必要な要素としては申し分のない素材だと気づかされます。
そして、「fog linen work」さんのオーソドックスな生地やカラーバリエーションは、男女年齢問わず使え、お洗濯にも強いのでファンも多く、ちょっとした贈り物にあげるととても喜ばれます。

・・・という話を、家族にしたことはありませんでした。
我が家の面々は、そんなことを知ることもなく無意識についつい選んでいたようです。
でも、無意識に選んでしまう・・・これが実はいちばん的を得ているのかもしれません。
もう少し（お洗濯サイクルを考えて）買い足しておかなくちゃ！と思った朝の出来事でした。

春先はかごバックでのお出かけも多くなるので、「fog linen work」のリネンのお洋服とコーディネートしてこんな使い方も楽しいですよ。

text：イワサ

「fog linen work」リネンハンカチ

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