ベランダのグリーンをワンランクアップ。「アラビア」のプランター
~halutaの北欧アイテムvol.26~
みなさん、植物は好きですか?
今日は「アラビア」のプランターをご覧に入れたいと思います。
最近ごろ、インテリアにおける花や緑の大切さをたくさんの人が気づきはじめています。季節のお花や観葉植物への関心が集まり、おしゃれなフラワーショップ、グリーンショップも増えてきました。
そんななか、実はみんなが困っているのがそう、「鉢」の問題。せっかく素敵な植物を部屋に飾っても、鉢がどこにでもあるプラスチックの廉価なものだと、やっぱり残念な気がしちゃいますよね。
やはりこだわるのなら、すべてにおいてこだわりたい。そんなインテリアラバー、デザインマニアのみなさまに知っておいていただきたいのが、こちら「アラビア」のプランターです。
無駄を一切排したスマートなライン。シンプルな美しいフォルムで、本体と水受け皿が一体に見えるデザインもポイントです。マットな質感がシックな印象を与えます。
どんなグリーンを飾ってもしっくりなじみ、アレンジによっては和風にもなりそうですね。
鉢の底には水抜き穴もあり、実用性にも長けています。直径20センチなので、日本で言うと7号サイズくらいです。
そしてここでアラビアのこと、少しおさらいしましょう。
名窯ARABIA(アラビア)は、1873年フィンランドのヘルシンキ郊外のアラビアという地区に、スウェーデンのロールストランド社の傘下として設立されました。20世紀には、パリ万国博覧会で金賞を受賞して世界的に高い評価を受け、1916年にロールストランド社から独立。機能性とデザイン性を兼ね備えた数々の名作を世に送り出しました。そして2004年にはふたたび「イッタラ」の傘下におさまります。
アラビアのアートディレクターとして有名なのは、カイ・フランクさん(NO.21を参照のこと)ですが、こちらをデザインしたのは、リカルト・リンドさん。1955年から89年までの間、アラビアのデザイナー兼アートディレクターとして活躍しました。
halutaのスタッフも、いちおしします。「新しく、きれいなプロダクトはいっぱい出ているけれど、意外とみつからないのがシンプルで、お部屋のなかでも映えるプランター。こちらは鉢っぽくなく、しっとりとした質感で、合わせやすいのできれいだなと思います」
地味ながらも、きらりとした存在感を醸し出すこと、うけあいですよ。
¥12,000~
主にデンマークから仕入れたヴィンテージの北欧家具、雑貨を扱う。「今日のひとしな」コラム執筆は、ウェブブック「haluta365」編集長・山村光春さん。
haluta kanda(ハルタ カンダ)
東京都千代田区神田須田町1-25-4 マーチエキュート神田万世橋
TEL:03-5295-0061
11:00~21:00(日祝 ~20:00)
haluta AndelLund(ハルタ アンデルンド)
長野県上田市小泉821-1
TEL:0268-71-3005
12:00~17:00(火、土、日祝のみ営業)
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