フィンランドのもみの木で編まれたマーケットバスケット
~halutaの北欧アイテムvol.29~
みなさん、楽しくお出かけしてますか?
今日はフィンランドで作られた、もみの木のバスケットをご紹介しましょう。
フィンランドの全陸地面積の65%は、森で覆われています。樹種の多くは白樺、松、そしてクリスマスツリーでおなじみの、もみの木です。
このバスケットは、天然のもみの木を時間をかけて乾燥させ、その後薄く割き、職人さんの手によってリズミカルに編み合わせられています。
白いひげを生やしたサンタクロースのようなおじさんが(あくまで想像です)ひとつひとつ作っているんだろうなぁ、とたやすく想像できる粗野なたたずまいです。いわゆる「ハンドメイドのぬくもり」というやつを、ビシバシを感じます。
第一印象は、ズバリ、ナチュラル感とゆるさ。正直、木のささくれなども、けっこう残っています。さらにゆるく、違う意味でざっくばらんな作りのアジアのかごとも、きっちりと編み込まれた日本のかごとも違う、独特のセンスと風情を醸しています。さらに木そのままの素材感なので、使っていくうち、飴色になっていくのが早いと思います。この感じ、出せそうで、逆になかなか出せません。
かごそのものは、とても軽いです。の、わりに丈夫です。本来の用途としては、おもにきのこやベリー摘みのときに使うのだと思うのですが、日用の食材や雑貨などを入れる分には、まったく問題なさそうです。もし持ち手が取れてしまっても、すぐに自分で直せそうな気配すら漂います。
使い勝手は、よいと思います。フォルムもシャープなので、バスケットにありがちな持つとメルヘンチックすぎてしまうこともなく、幅広い年代の方に愛用していただけそうです。
サイズもかたちも、いろいろあります。
縦34cm×横26cm×高さ34cm
¥4,500+tax
縦横に編み合わせたスクエア型のフォルムです。シリーズのなかではもっとも大きいので、キッチンで野菜やフルーツのストックカゴとして使用したり、お子さまのおもちゃや雑貨の収納にも。あるいは日常のお買いものや、家族でお出かけの際に、お弁当を入れるなど、便利に使っていただけそうです。
縦38cm×横20cm×高さ39cm
¥4,500+tax
縦にもっとも長いタイプです。雑誌や本などをざくっと気軽に入れておくのに便利そうです。
縦28cm×横28cm×高さ36cm
¥4,500+tax
高さがもっともあるタイプです。サイドからはスクエア型に、上からはサークルに見えるユニークなカタチです。ワインや調味料などボトルや、根菜などのストックかごとしてちょうどよさそうです。あと玄関のスリッパ入れとしても。
縦22cm×横23cm×高さ26.5cm
¥2,900+tax
化粧品やヘアケア用品などを入れておいたり、リモコンをまとめて入れておくのにもよさそうです。小さな鉢を入れてポットカバーのように使っても。カゴから花が溢れるようにアレンジして、飾ってみてはいかがでしょうか。
最後に、halutaのスタッフのひと押しコメントで、しめくくりましょう。「自分で育てていく楽しみがあると思います。底が割れにくく、取っ手もとれにくいですし、汚れても洗えるので、ちょっとくらい雑に使ってもいいやと思える。普段の暮らしにすっと馴染むひとしなです」
主にデンマークから仕入れたヴィンテージの北欧家具、雑貨を扱う。「今日のひとしな」コラム執筆は、ウェブブック「haluta365」編集長・山村光春さん。
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