職人の技術が生み出す「松徳硝子」のうすはり

今日のひとしな
2019.10.01

~ Plain Table(プレーンテーブル)より vol.1 ~


はじめまして。「今日のひとしな」10月を担当させていただきます、徳島の「Plain Table(プレーンテーブル)」です。
お話を頂戴した時、31日分も!? と焦ってしまいましたが、31日じゃとても足りないほど、ご紹介したい「ひとしな」がいっぱいで、迷いに迷いました。

まずは、長いお付き合いになります、松徳硝子の「うすはり」をご紹介させてください。

東京の下町で、大正11年(1922年)、電球用ガラスの生産工場として創業した松徳硝子さん。
電球を手拭きで吹いていたその職人の技術を受け継ぎ、誕生したのが「うすはり」です。
うすはりは、Plain Tableのオープン当初からお取扱いさせていただいていて、もう14年以上のお付き合いになります。

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はり(玻璃)とはガラスの意味で、極限まで薄くして作られるガラスの厚みはわずか0.9mm。まさに職人技です。
1mmにも満たない薄さは、とても口当たりが良く、飲み物の温度を唇にダイレクトに感じることができるので、お酒好きな方にもとても人気があります。

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様々なサイズがありますが、今回ご紹介させていただくのはタンブラーLL。
350mlの缶ビールを泡立てて注いだ時にピッタリのサイズです。
グラスが薄いので、注いですぐにグラスが白く結露するのもまた、良く冷えたビールなどには最高の演出となります。
ビールのCMではよく「うすはり」が使われています。是非、テレビでチェックしてみてくださいね。

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もちろんお酒以外にも、お茶やアイスコーヒーなどにもおすすめです。
氷も飲み物の色もとても綺麗に見え、さらに美味しさ倍増です。

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当店店主が15年ほど前、たまたま入ったカフェで飲んだビールが、うすはりに注がれて出てきたんだそうです。
あまりにビールが美味しくて、銘柄を訪ねたところ、缶ビールでも売っている有名な銘柄のものだったそう。
グラスひとつでこんなにも美味しく感じるんだと感動し、お声掛けさせていただいたのが始まり。
14年経っても変わらず人気のうすはりです。

すぐに割れてしまうんじゃないかと心配される方も多いですが、厚みにばらつきがなく均等に吹き上げられているので、以外と強いんですよ。
サイズも豊富で、贈り物にもお喜びいただけると思います。
この薄さと軽さ、口当たりの良さを、是非お手に取って感じていただけたら嬉しいです。


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Plain Table(プレーンテーブル)

徳島県徳島市末広2丁目1-42
OPEN:11:00~19:00
1F:088-622-7366 CLOSE:水
2F:088-612-9122 CLOSE:水・木
http://plaintable.com/
Instagram:@plaintable_

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