日常にアートを ‟Made in Kagoshima”のコラボアイテム

今日のひとしな
2019.12.19

~ LOCALERS(ロカレール)より vol.19  ~

皆さんこんにちは、「LOCALERS」の中村です。本日は、珍しいコラボレーションアイテムをご紹介致します。
 
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こちらは、先日ご紹介した「THE INOUE BROTHERS...(ザ・イノウエブラザーズ)」を中心としたプロジェクトの一環で、パリを拠点に活動するフランス人アーティストの「Julien Colombier(ジュリアン・コロンビエ)」と鹿児島の陶磁器ブランド「ONE KILN CERAMICS(ワンキルン セラミックス)」の城戸雄介氏の出会いから生まれたコラボレーションです。
 
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ストリートアート出身のジュリアン。黒いキャンバスに植物や雲、石など自然にあるものを独特の色彩感覚から鮮やかにチョークで描いていくアーティストです。過去にはシャネルやカルティエ、ディプティックなどの名だたるブランドとのコラボレーションを成功させてきたアーティストでもあります。
 
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「ONE KILN CERAMICS」は、伝統技術を取り入れながらもミニマルなデザインが特徴。その中で、彼の代表的手法の一つである「ash」というコレクションは、桜島の黒灰を調合した釉薬を用いて仕上げています。
 
「THE INOUE BROTHERS...」のお二人は、「ONE KILN CERAMICS」のまるで鉄のような質感の作品である「ash」を見て、「その美しい陶磁器をキャンバスと見立てて、ジュリアンのアートワークを融合させてみたい」と閃いたそうです。こうして誕生したのが ”Made in Kagoshima”なのです。
 
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始めは「ash」の技法のままジュリアンのアートワークを陶磁器にのせてみたそうですが、上手くいかず。ジュリアンのアートワークが綺麗に陶磁器の上で表現できるような黒い釉薬を完成させるのに、実に二年の歳月を要したそうです。
 
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この‟Made in Kagoshima”というプロジェクトは、国を超えて、鹿児島・コペンハーゲン・パリのクリエーションと技術が生んだ素晴らしいコラボレーションアイテムとなっています。
 
僕は自宅でも日常的に使っていますし、お店でもお客様にお茶やコーヒーをお出しする際に使っています。視覚的に見る喜びと、使う楽しさがあり、気軽にアートを日常に取り入れられるのがこのアイテムの良いところです。
 
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ちなみにこれは、去年の春に東京・南青山にある「minä perhonen(ミナペルホネン)」のcallというお店で行われたローンチイベントでのジュリアンのライブペイントの様子です。一時間ほどで書き上げてしまうジュリアンの姿と、作品が出来上がっていく様子はとても感動しました。
 
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このコラボレーションアイテムは限られたお店でしか取り扱っていません。東北ではほとんど置いているお店はないので、是非見にいらしてください。
 
それではまた明日。
 
「THE INOUE BROTHERS...」 ×「Julien Colombier × ONE KILN CERAMICS」
PRICE:¥5,800~¥50,000+TAX
 


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LOCALERS(ロカレール)

岩手県盛岡市上ノ橋町1-2
TEL:019-681-6630
営業時間:12:00~19:00
定休日:火曜
http://www.localers.jp
Instagram「@localers_womens

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