透明に近い青が美しいガラスの器「Aji glass」

今日のひとしな
2020.02.25

~ うすけはれ より vol.25 ~

 
瀬戸内海の海の色をご覧になったことはありますか? 僕は6年ほど前に関東から香川県へ移住し、当時住んでいた女木島から高松へと毎日フェリー通勤をする中で、瀬戸内海の海の美しさに見惚れました。
 
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今日は、香川県在住の作家、杉山さんが生み出すガラスの器「Aji glass」のご紹介です。香川県の庵治町や牟礼町で産出される「庵治石(あじいし)」。それをガラスに溶かすことで生まれる、美しく透明にちかい青のガラスから器やオブジェなどを作られています。
 
香川県で生まれ育った杉山さんは、香川県が面する瀬戸内海独特の特徴でもある、「おだやかであたたかい、優しい海の表情やその空気感を伝えたい」という思いから、模索を繰り返し、香川県で多く産出される鉱石「庵治石」にたどり着きました。
 
庵治石は花崗岩で、質が高く、「花崗岩のダイヤ」として世界でも高い評価を受けており、鉱物の結晶の粒が極めて小さく緻密であることが知られています。
 
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この鉱物が溶けたガラスは、その厚さが厚くなるほど光が透けたときにガラスの中で反射を繰り返し、透明に近い青は濃い青へと変わっていきます。
 
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僕たちが気に入っている花器は特にその変化がわかりやすいカタチで、底面に近くなるほどガラスの厚みが増し青は濃くなり、ガラスの中に透きとおる光は薄い青から濃い青へと美しいグラデーションをつくりだします。
 
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僕たちが住む小豆島からも見える瀬戸内海。
小豆島から高松へと渡るフェリーのなか、窓から外を眺めているときに見える景色。ある光は風に吹かれゆらいだ水面をキラキラと輝かせ、ある光は透きとおった海のなかへと入り込み、深く、遠くなるほど、その濃さは増し、連続的な濃淡の変化を生み出し、まるで日本画のように景色を美しくしてくれているように感じます。
 
 
「Aji glass」から感じる美しさは、瀬戸内海を眺める時に感じるそれにとても近い気がします。私たちの暮らしにいつもある光、その光の美しさを身近に感じさせてくれる器。

是非いろいろな角度から光の美しさを感じて見てください。

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うすけはれ

香川県小豆郡小豆島町中山131−1
TEL:090-8284-6171
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜、水曜
https://www.usuqefare.com/
Instagram「@usuqefare

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