存在感のある作品の中に包み込むような大きな愛を感じる

今日のひとしな
2020.06.05

~「les trois entrepots(レ・トロワ・アントゥルプ)」より vol.5 ~


昨日ご紹介した三浦さんと同じ岐阜県多治見市で製作をしている厚川文子さんのピッチャーをご紹介します。


手びねりで作り上げる厚川さんの作品は、プリミティブな表情の中にもすっきりとしたフォルムが魅力です。表面は少し揺らいでいて塗り重ねたような色合いが深みと存在感があり、また大きめのハンドルも印象的です。ピッチャー本来の使い方で飲み物を入れても、花器としても。オブジェとして飾っておくだけでも素敵です。


内側を白く艶のある釉薬で仕上げています。料理の染みなどもつきにくいので、日常使いにオススメです。コロンとした形が可愛く、定番で人気があります。


プリミティブでアーティスティックな作風のですが、季節を問わず、日常の風景に溶け込むように存在するのは、厚川さん自身のやわらかな人柄が表れているのでしょう。

少し先になりますが、来年9月に島田篤さんとの二人展を開催いたします。楽しみにしていてくださいね。

オンラインショップはこちら

写真:太田昌宏

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les trois entrepots(レ・トロワ・アントゥルプ)

愛知県小牧市間々本町31-1
TEL:0568-44-1568
営業時間:12:00~19:00
定休日:月・火・水(展示会前後・夏季・年末年始の休みについてはHP/SNSをご確認ください)
http://shop.lt-entrepots.com
Instagram:@lestroisentrepots 

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