LDKを中心にした明るくて居心地がいい平屋へカスタマイズ【三重県】

Comehome!
2022.10.08

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

10畳のリビングと8畳のDKをひとつにまとめて、16畳のLDKを実現した上山さん邸。リビングの奥に設けたWICは4.5畳と広く、家族の洋服とCD、掃除機などを収納しています。生活を快適にしてくれる工夫は他にもまだまだあるようです。

この記事は『リノベーションでつくる こだわりヴィンテージハウス』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。

【上山さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/40年
間取り/3LDK→3LDK+WIC+パントリー
延べ床面積/82.39㎡ 
物件購入価格/1000万円
リノベーション費用/1000万円(外構工事費含む)
リノベーション面積/82.39㎡
施工/ニッカホーム

間取りの変更アイデア

平屋であることを生かして
LDKを中心に振り分けました

 

リビングの隣が子ども部屋です。冷暖房対策で、3枚引き戸をつけました。天井の壁紙は「サンゲツ」の品。

子どもは狭いところで遊ぶのが好きなので、押入れを遊び場にしたんです。

ご主人の隠れ部屋。娘の遊び場にしている押入れ。入口の引き戸が。ほかに出入り口はありません。

玄関側の和室を寝室に。白い壁紙を張って、畳は表替えと緑を直しただけ。

主人の実家で4世代同居していた私たち家族。娘が成長して生活リズムも合わなくなってきたので、近くにマイホームをもうとうと考えました。優先条件にしたのが平屋であること。マンションで育った私は階段が苦手なんです。それにコンパクトな平屋のほうが、子どもにも目が届きやすいし、動線もいいでしょ。
 最初は住宅展示場を見てまわりました。でも、主人と私の目には魅力的に映らず、予算もオーバー。それで、中古住宅を買ってリノベーションすることにしたんです。主人の実家の近くで、娘の幼稚園の通園圏内という条件で探しました。見つけたのは、40年前の分譲住宅。地元なので水害にあわない土地と知っていたのも決め手でした。正直、古いし、値引きもあまりしてもらえなかったけど、広い庭を見たとき、主人とバーベキューができるねって盛り上がって。アジサイやレモンも植えたいなって夢も膨らんで。さっそくリノベーション会社探しをはじめました。

実用重視の厨房スタイルのキッチンは
壁や天井に壁紙を張り、北欧風にカスタマイズ

独立型のダイニングキッチンを対面式のオープンキッチンに替えました。厨房風のキッチンは使い勝手がよく、掃除がしやすいのが魅力。

ステンレスキッチンは「サンワカンパニー」と「無印良品」のコラボ品です。

リノベーションを頼む施工会社は4つの候補から選びました。決め手は、吹きつけ断熱工事をしてくれること、施主支給ができることでした。リノベーションは予算を1000万円に決めて、間取りの変更と内装材、キッチン、サニタリーなどの設備を決めていきました。間取りは、LDKの左右に寝室と子ども部屋を振り分けることに。トイレと浴室の位置は変更なしです。
 こだわったのは、キッチンと設備と壁紙、そして照明です。ネットを使って自分で探しました。キッチンは厨房風のカッコいいステンレスに。料理が好きなので、広い作業台が魅力だったんです。床は、木目調のクッションフロアに。傷や汚れがついても惜しくないし、コストダウンにもなるでしょ。主人が希望した個室は娘の部屋の押入れの奥に。ドアがないから本当に隠れ部屋になっています。
 春に向けて念願の庭づくりを始める予定。どんな庭にしようかと考えるのが、次の楽しみです。

もとは洗面台と洗濯機置き場があり、狭くて暗い印象。洗濯機置き場を移動し、白を基調に明るいサニタリーに。

靴箱を新調し、白いレンガ調の壁紙は「サンゲツ」、廊下とふすまは黒板壁紙を使用。

 

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