コーヒーとハンモックの似合うカッコいい家にリノベーション【岡山県】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
リビングから廊下を挟んだ先にDKがあった祖母の家。壁や床をいったん壊し、大きなLDKを手に入れました。ヘリンボーンや黒板壁紙、ウォールステッカーなどを使って、内装もカッコよくリノベーションした和田さん邸をご覧ください。
この記事は『リノベーションでつくる 心地よくておしゃれなわが家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。
【和田さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/50年
間取り/5LDK→4LDK
延べ床面積/130.42㎡(1階97.30㎡ 2階33.12㎡)
物件購入価格/祖母の家のためなし
リノベーション費用/1500万円
リノベーション面積/130.42㎡
施工/MON-be-run
愛用のコーヒーメーカーが似合う
カッコいいダイニングに夫は大満足
うちがリノベーションを考えたのは、よくある悩みがきっかけ。アパートの2階住まいで子どもの足音が響くという階下への遠慮からでした。最初は新築戸建てを考えていたんです。そしたら、夫の母が「おばあちゃんちが空いているから、そこに住めば」ってすすめてくれて。祖母の家は元農家なので、大きな庭もあります。でも、長年人が住んでいなかったから傷みが激しくて。トイレがくみ取り式だったのも大問題でした。
最初、建て替えの見積もりをとったら、5000万円かかると言われて断念。リノベーションに切り替えることに。工務店は「家づくり学校」というサイトで探して、インテリアが好みで、古い木造住宅をいじれる大工さんがいる会社を選びました。間取り変更などの打ち合わせに入ってから、私はコストダウンのために、ネット検索して施主支給できる部材と壁紙を探す毎日。工務店が行く建材店までついて行って、ついに手ごろな無垢材の床板を探しあてたんです。
階段下を愛犬部屋に
コストを抑えるために施主支給したり
建材市場まで出かけたりと頑張りました!
リノベーションでいちばんお金をかけたのはリビング。家族が長い時間をすごす場所だったから、ここが肝心だと思ったんです。空間を広くとるためにリビングと和室をつなげて、断熱材を入れ、窓を気密性の高いものに取り替えました。そのおかげで、冬でもそんなに寒く感じません。コーヒー好きの夫の楽しみは、たくさんのお友達を家に呼んでワイワイ騒ぐこと。そのため、キッチンはオープンにして背後の棚にコーヒーメーカーやお酒を置いて、ちょっとしたカフェ風に。玄関は20人くらいお客さまが来ても、靴の置き場に困らないくらい広くとりました。
予算の関係で天井と壁は、壁紙を使ったところが多いし、まだ手つかずの部屋もあるけれど、子どもたちがうれしそうに走りまわる姿には、癒やされます。
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