建築面積29.38㎡の狭小住宅をリノベして16畳のLDKを実現【大阪府】

Comehome!
2022.10.05

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

狭小の3階建てを改装して夫婦2人で暮らす山城さん。ひと間続きにして床を張り替えた2階は、お客さまを招いてくつろげる空間になり、ご主人の趣味である音楽もゆったり楽しめます。そんな住まいのさらなる魅力をご覧ください。

この記事は『リノベーションでつくる こだわりヴィンテージハウス』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。

【山城さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/27年
間取り/3LDK→2LDK
延べ床面積/88.14㎡(1階29.38㎡ 2階29.38㎡ 3階29.38㎡) 
物件購入価格/1600万円
リノベーション費用/900万円
リノベーション面積/88.14㎡
施工/Standard

キッチンは全体的にグレートと黒でまとめました。

もとはよくあるI型キッチン。作業場所を広くとれるⅡ型キッチンに替え、冷蔵庫も配置。

コンクリート造に合わせて
カウンタ―前をモルタル仕上げに
古道具もお似合いです

 家探しをしていたとき、特にリノベーション目的だったわけではないのに、たまたま出会ったのが今の家です。最初に見たときにリノベすれば私の住みたい家がつくれそう!とピンときました。
小さな家なので、大切にしたのはできるだけスペースを確保すること。そして、夫婦2人が居心地よくすごせるキッチンとリビングにすることです。「お客さまがいらしたときも気持ちよくくつろげるように」という主人の意見で、キッチンは掃除のしやすさや電気スイッチの高級感など、細部にこだわりました。
 キッチンのモルタルは私の案ですが、使ってみて大正解。古道具や雑貨が好きでつい集めてしまうのですが、モルタルは古いものと相性がよく、生活感を抑えてくれます。ふだんキッチンを使うのはもっぱら私ですが、夫婦ともに納得の空間に仕上がったと、大満足しています。

ショップっぽいイメージにしたくて造作したツガ材の引き戸は、ガラス部分を広くとったのがこだわり。

キッチンの棚も工務店の造作。アイアンの棚受けに、タモ材をオイル塗装した棚板をのせています。

ぬくもりを感じるオークの無垢材をクリアオイルを塗って仕上げています。1階の廊下と玄関にも同じものを使用。

押入れを壊して広くし
ゆったりくつろげるリビングに

 キッチンとひと間続きのリビングは、夫婦それぞれの趣味を生かした空間になりました。音楽好きの主人は、趣味でやっているスカバンドでギターを弾くので、テレビ横の一角はCDやレコードが並ぶ音楽コーナーになっています。反対側の壁には私の古道具を並べ、ディスプレイを楽しむコーナーに。念願の無垢材の床と白壁に古道具の質感がしっくりなじみ、無造作に並べるだけで絵になるので、以前より飾る楽しみがふえました。
 窓際のグリーンが部屋に表情を添えてくれてるソファコーナーは、なんとも居心地のいい場所。友人が来るとローテーブルを囲んで床に座ることもできます。まさに、ここはわが家のなごみ空間です。経年とともに無垢材の色がどんなふうに変わっていくのかも楽しみのひとつ。最初にイメージしたとおり、狭さに負けず充分に快適な家に仕上がったと思います。

もともと2階はキッチン側が洋室で奥が和室でした。つなげてひと間にしたらグンと開放的に。断熱性アップのため窓は二重サッシに。

グレーと白とで落ち着ける空間にまとめた寝室では、収納が足りないのでクロゼットを造作しました。

パソコンや雑貨が並ぶ3階の部屋は、無機質な黒い壁紙を並べてギャップを楽しんでいます。

幅が狭く暗い玄関でした。壁のクロスをはがしてコンクリート打っぱなしにしたことで、ギャラリーのような雰囲気にさま変わり。

ダボレールで自由に高さを調節できるオープンシェルフをつけました。夫婦の靴がすべて収納できてとても重宝。

1階の廊下の雰囲気に合わせて無機質なイメージにまとめたサニタリー。マリンライトを照明に使っています。

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