ウォールデコが似合う、パリの古いアパルトマンのような注文住宅(後半)
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
〈深沢 元さんの家〉
好きなものに囲まれて暮らしていたいと考えていた深沢さん。家事効率と生活動線を優先したい奥さんとの好みを、いかにバランスよく取り入れるかが家づくりでの課題だったそう。二人のこだわりを調和させて、家族みんなが快適にすごせるマイホームを目指しました。
この記事の前半はこちらより
この記事は『30代夫婦が建てたナチュラルな家 家時間にこだわる人の住まい15軒』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより
動線のよさにもこだわったことで身支度も家事も効率的に!
寝室はキッチンの奥に配置
玄関の床には天然スレートを敷き詰めて
旗竿地のため2階にLDKを配置
朝起きてから食事、身支度までが2階で完結
いっぽう妻のいちばんのリクエストは実用性。スムーズに動けるように、生活動線のよさにこだわりました。旗竿地ということもあり、限られた敷地でも光をしっかり確保できるようにと、LDKを2階に配置。小さな洗面所やクロゼットのある寝室、トイレを2階にも配したので、朝起きてから身支度するまで、すべて2階で完結できます。サニタリーや物干し場は1階にまとめて、効率よく動けるように。また、玄関に大きめのシューズクローク、1階に納戸を設けることで、片づけやすくしました。
おかげで、妻も快適にすごせています。子どもたちも、無垢材の床が気持ちいいようで、家に帰ると素足になって家じゅうをかけまわることも。子どもたちを寝かしつけたあと、妻とソファに座ってくつろぐのも幸せな時間です。風に揺れるシマトネリコを窓越しに見ながらゆっくりしていると、この家を建ててよかったと、あらためて思います。
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