【平屋・LDK17.5帖】建物価格約1400万で実現!コンパクトでも明るく暮らしやすい間取りの家 (埼玉県)

Comehome!
2023.06.07

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

ずっと憧れていた平屋の家
限られた面積や予算でも
間取りや構造などで工夫を重ね
過ごしやすい空間を実現しました

<Iさんの家>

白いラップサイディングの壁とカバードポーチが、まるでカルフォルニアに佇む家のよう。ここは、Iさんご夫婦が「アットナチュレ」で建てた平屋の住まいです。お子さんが産まれるのをきっかけに家を建てようと考えた2人は、もともと平屋に魅力を感じていたそう。ワンフロアで生活や家事が完結すること、さらにいつか子どもが巣立った後も長く住み続けらそうと考えていました。また、ご実家の裏に広い土地がすでに用意されていたこともあって、建物にはできるだけこだわりたかったといいます。

そんな時にIさんご夫婦がネットで見つけ気に入ったのが、アットナチュレが建てた平屋の家でした。さっそく希望を伝え相談したところ、「自分たちが好きな西海岸スタイルで、希望の間取りや造作にこだわっても予算内で建てられるとわかったので、ここで家を建てることに決めました」。限られた予算や面積でも上手に作り上げたIさんの平屋を見せていただきましょう!

MY HOME DATA
家族構成/夫婦+子ども1人+犬1匹
建物/新築戸建て
延べ床面積/82.22㎡(24.87坪)
間取り/3LDK+ロフト

建物本体価格/約1422万円
施工会社/株式会社アットナチュレ

外観や外構は西海岸スタイルの
広いカバードポーチや
ラップサイディングがお気に入り

子どもや愛犬との暮らしを楽しめる庭も!

白いラップサイディングや広いカバードポーチが印象的な外観。Iさんご夫婦が大好きな西海岸スタイルです。

広い庭の入り口と家の裏にアメリカンフェンスを取り入れました。家の裏にもワンちゃんが駆け回るのに充分なスペースがあります。

子どもの頃からワンちゃんと暮らしていたIさんの奥様は、いつかまた飼いたいと夢見ていたそう。この家が完成してからは、屋外のスペースも広くフェンスもあり、ワンちゃんと暮らすのにもちょうど良い環境になったと気がつき、新たに家族の一員として迎えました。

幅広いカバードポーチでは、ベンチに腰掛けのんびり過ごしたり、お子さんと一緒に遊んだり。ここでなら雨の日でも作業ができます。

右・ポストはDIY好きなご主人のオリジナル。古い素材を選び組み合わせて作ったそう。左・庭も家の雰囲気に合わせ、カッコいいロックガーデンに。

LDKは勾配天井で広く見せています
ダイニングソファを置いたら
省スペースになって

梁にハンモックを掛けられました

LDKは17.5帖。実際にはさほど広くなくても、天井を高く勾配にしたことで広々と感じられます。無垢材の風合いを活かした見せ梁にもこだわりました。キッチンの上には収納に使えるロフトスペースも。

限られたスペースを有効に使えるように、ダイニングソファとテーブルのセットを置いて。

スペースに余裕が生まれたリビングでは、天井の太い梁に下げたハンモックに座って親子でのんびりすごすことも。

LDKの床はレッドパインの無垢材に。自然素材の持つ温かみと、なめらかな足触りが心地いいんです。掃き出し窓がカバードポーチに続いているので、リビングがより広く開放的に感じられます。日当たりや風通しも◎。

キッチンは機能的でシンプルな
TOTO「ミッテ」をセレクト

アクセントクロスもお気に入り

キッチンのステンレストップは質感がカッコよく、お手入れもしやすいのも嬉しいポイント。

キッチン背面の壁にアクセントクロスを取り入れました。グレーのタイル柄がリビング側からも目に入ります。

LDKの隣には
キッズルームを2部屋並べました
可愛いアーチの開口を
子どもが行き来して遊んでいます

子供部屋はリビングの隣にレイアウト。こちらも勾配天井で、空間がゆったりしています。窓を上下に配したことで日当たりも良好です。

2つ並んだ子ども部屋の仕切りの壁にアールの開口を設けました。子どもが小さいうちは秘密基地のような気分で遊べます。子どもが成長した頃に開口を塞げば二つの部屋に完全に分けることも可能。

ワークスペースや
広く取ったクロークなど

玄関まわりに収納スペースを集結!

玄関正面に見える内窓の向こうにはワークスペースが。右手にはシューズクローク、エントランスクロークが続き、LDKにつながる動線です。

シューズクロークにはオープン棚を設けました。家族がふえても、豊富に収納できますね。

こちらは二帖ほどの大きさのワークスーペースで、リビングに隣接しています。書類やロボット掃除機など、リビングに置きたくないものの収納にも役立てているそう。

室内窓は気泡ガラスがおしゃれ。採光はもちろん、視線をほどよく遮ってくれる効果も。

造作洗面台はシンプルなデザインに
トイレの壁紙は大胆な柄に
床は「サンゲツ」の
木目調クッションフロアで統一

造作洗面台は大きめの白いタイルやステンレスフレームのミラーなど、シンプルで清潔な雰囲気に仕上げました。隣は浴室なので、ここは脱衣所も兼ねています。

トイレの壁の一面は西海岸テイストの大胆な柄にして、遊び心をプラスしました。

間取りや建材を工夫して
コンパクトな床面積の中で
納得のいく平屋の家ができました

実は平屋は二階建ての家よりも、建てるコストが高くつきがち。たとえ広い敷地があっても床面積が広くなれば、その分コストがかかります。限られたスペースと予算の中で平屋を実現するために、Iさんの家でも脱衣所と洗面所を分けず一緒にしたり、室内の壁のほどんどはクロスを採用したりと工夫したそう。そんな中でも玄関ホールやキッチンにはアクセントクロスにしたり、おしゃれにカッコよく仕上げています。

家づくりのプロセスでも、「子どもが生まれることを想定しての間取りづくりなど、アットナチュレとの打ち合わせがとっても楽しかったです」とIさん。お子様と愛犬、この家が完成してから大切な家族が一気にふえ、にぎやかに過ごしています。DIYの好きなご主人も、庭に置けるようなワンちゃんを洗う桶を作ったり、手を加えて楽しんでいるそうです。

気になるIさんの家の間取り図はこちら!

At-Nature/株式会社アットナチュレ

埼玉県坂戸市山田町12-4
TEL:049-227-3331
公式サイト: https://at-nature.co.jp/ 
Instagram: @at_nature
Facebook: @atnature

 

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