【約28坪の平屋】室内の移動がラクで、老後も安心して暮らせる間取りの家を 大好きな南欧風デザインで実現!(山形県)

Comehome!
2023.08.24

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

真っ白な漆喰と素焼きの瓦屋根が可愛い
「私のしろい家」のデザインが気に入って
ここでを建てると心に決めてから
7年越しで夢が実現しました
〈Oさんの家〉

オレンジの三角屋根とグリーンの扉が、南欧を思わせるようなこの家。山形県にお住まいのOさんご夫婦の新居です。Oさん夫婦が、この家を建てた地元密着型の工務店「私のしろい家 株式会社西建」と出会ったのは2014年頃でした。ご主人の友人がここで建てた家の内覧会に夫婦で参加したことが、この会社を知るきっかけに。その後7年の歳月を経て、準備やタイミングが整い、Oさんの家づくりが始動しました。ご夫婦ともに西建の提案する家のデザインが好きで、「家を建てるならここで」と心に決めていたそう。奥さまにも西建で家を建てたご友人がいたことで、住み心地について見聞きできたこともあって、その決意はブレませんでした。満を持して形になったOさんの新しい家をご紹介します!

MY HOME DATA
家族構成/夫婦+子ども2人
建物/新築戸建て
延べ床面積/89.43㎡(27.05坪)
施工会社/私のしろい家 株式会社西建

家づくりの当初は2階建てを考えていましたが
将来を見据え、老後も暮らしやすい
平屋の家にしました

西建と打ち合わせを進めるうちに、Oさんは当初の希望の2階建てからコンパクトな平屋にしたいと考えるようになったといいます。段差や階段の少ない平屋は、家族の距離感が近く感じられるし、年をとって体力が落ちてきたても移動がラクで暮らしやすいのがメリット。好きなデザインを妥協せず取り入れながら、平屋で叶えられる間取りを工夫した家を外観から順に見ていきましょう。

真っ白な漆喰壁とオレンジの瓦屋根、グリーンの飾り窓。赤いチェアもアクセントになり、鮮やかな色のバランスが目を引く外観です。

玄関ドアや鎧戸のデザインは奥さまの希望を取り入れ、西健との打ち合わせを重ねて決めていったそう。玄関ドアの色に合わせて鎧戸をペイント。塗料を調合し、さりげなく黒の模様を入れてアンティーク調に仕上げています。

玄関入ってすぐの場所にはシューズクロークが。漆喰と無垢の床というぬくもりを感じる組み合わせに、アールやウェーブを施した開口が可愛さを添えています。開口のデザインは西建が提案したものをOさんが気に入って取り入れたそう。扉をつけないことで限られたスペースを有効利用でき、物の出し入れがしやすいのもいいところ。 西建の職人さんが手作りしたというアイアンの手すりは、 靴の着脱が大変な時に便利。リビングドアは引き戸にしてあるので、玄関を広く使えるうえ、将来的にも室内をラクに移動できそうです。

玄関ホールを通りLDKへ。右手の仕切りの壁にはステンドグラスの内窓を入れ、廊下が明るくなるよう配慮。扉を極力設けないようにしたぶん、下がり壁で空間を緩く仕切っています。廊下からLDKまで、段差がなくフラットな造りにしたのも将来年をとったときの暮らしやすさを考えてのこと。

ダイニングテーブルを
希望のサイズで作ってもらったり
壁付けのキッチンを選んだりして
LDKを広く使えるように!

Oさんの家では「FーCON(エフコン)」と言う冷暖房を採用しています。全館空調でエアコンのように各部屋を扉で仕切る必要がなく、開放的な空間で暮らせるのも嬉しいポイント。キッチンや造作家具の配置を工夫し、限られた広さのLDKでもゆったり動けるようにしています。

LDKのスペースは18.1帖。左手に見える黒のパネルは、1年中快適な室温にしてくれる「F-CON」。音も風も出ないエコな空調機器で、山形県では西建だけが取り扱っています。

飾り棚として使えるよう、小さなアールのニッチも設けました。床は全面パインの床材に、「リボス自然健康塗料」で仕上げています。アレルギーに配慮したい方におすすめ。床に無垢材を使っているので、長く住むほどに趣が出てくるそう。

外壁だけでなく室内のすみずみまで、天然の漆喰で仕上げているのが「私のしろい家」の特徴。元々、左官業として100年余りの歴史を持つ、西建ならではの技術を活かしているんです。

左・リビングの一角に、スリムな収納兼デスクを造作。お子さんの宿題スペースなどにも役立ちそう。家具は無垢の集成材で作っています。右・リビング天井の照明を囲んだ2重のサークルの飾りは「蛇腹」という職人技。

空間を広く使いたいという奥さまの要望でキッチンは壁付けのシステムキッチンを採用。無垢材のダイニングテーブルも、奥さまが望む大きさと形で大工さんに作ってもらったそう。

キッチンの奥にはカウンターと収納棚を設けました。料理の作業台やワークスペースなどに活用できます。

サニタリーもナチュラルなデザインに
漆喰が湿気をコントロールしてくれます

「私のしろい家」はその名の通り、室内外に真っ白な漆喰を惜しみなく使っています。もちろんサニタリーも同様。耐火性や防音性などさまざまな作用がある漆喰ですが、中でも調湿性や防カビ性は湿気の多いサニタリーにもぴったり。

LDK横の廊下を挟んだ場所に脱衣洗面室を配置。洗面台もナチュラルなデザインで造作しました。隣の浴室は壁の一部をブルー系にしてさわやかに。

洗面台のタイルは清潔感のある水色をベースに、アクセントで黄色やグリーンを取り入れて明るい印象に。

トイレの壁や天井も漆喰仕上げ。漆喰の調湿作用で、水回りにこもりがちな湿気をほどよく解消してくれます。サイドに設置したテーブルは、飾り棚としてはもちろん、将来は手すり代わりにもなる長さに。

広々したファミリースペースは
豊富な収納スペースや室内干しなど
機能性も十分に備えています

LDKの奥には、ファミリースペースや子供部屋、寝室など、よりプライベートな部屋を配置。大きな収納棚を設けているので、将来ものが増えて安心。階段の登り下りがない分、ものの出し入れの際の面倒も軽減されそうです。

LDK横の廊下を奥に進み、アール開口の奥にはファミリースペースや主寝室、ロフト、子供部屋があります。

ファミリースペースの天井には、室内干しができるホスクリーンを設置。左手の階段はロフトにつながります。曲線が優しげなアイアンの手すりも、職人さんの手によるもの。西建の提案で、遊び心のあるデザインを取り入れました。

ファミリースペースは全体で9.2帖。奥に大きな収納棚も造作しました。こちらも扉無しのオープン棚に。ご主人は釣りが趣味なので、道具をしまうことも考慮しているそう。ファミリークロゼットとして活用すれば、すぐ横の室内干しから洗濯物を取り込んでしまうのもスムーズ!

主寝室は7.5帖で、押し入れ付き。引き戸も木製で統一しています。

子供部屋は6帖。アール開口の小さな収納スペースも可愛い!

子供部屋の上に位置するロフト。階段で上り降りしやすく、収納はもちろんキッズスペースとしても最適です。

約150坪と広い敷地の中心にこの家を建てたので、駐車スペースはもちろん、裏庭にもキャンプができるほど余裕もたっぷり。自然やアウトドアが大好きなご主人は裏庭に畑を作ったり、将来は小屋などを作ることも想定しているのだとか。実は、そんなご主人のお仕事は造園業。庭など外構の一部ご主人の会社で手がけるなど、バランスよく連携を取り、コスト面を考慮しながら家づくりができたそう。スムーズに連携ができたのも、西建との丁寧なやりとりと信頼があったからこそ。

Oさんご夫婦がずっと好きだった、優しさと柔らかさのあるデザインを生かしながら、他の工務店やメーカーには中々無いような特徴を備えた「西健さんにしかできない建物だね」と、とても満足しているそうです。長い目で見てもずっと快適に暮らせるような、ナチュラルで可愛い平屋が完成しました!

株式会社 西建

山形県山形市妙見寺97-1
TEL:0120-292-866
公式サイト: https://yamagata-nishiken.co.jp
Instagram: @watashino.shiroi_ie
Facebook: @ynishiken

 

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