棚づかいで、ものが多くてもすっきりしている是木さん宅(前編)
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
造り付けの棚や、気に入って買った棚。「とりあえず置いとこう」「取りやすいからいいか」なんてことが続くといつの間にか生活感たっぷりになっちゃいがちです。ものがたくさんあっても片づいて見える。そんな上級者さんに、棚収納のコツを教わりました。
何げなく置いてあるものがきれいに見えるのが理想。
必需品はディスプレイに紛れ込ませて
是木公香さん
玄関すっきり見せのコツ
1 靴は日常履き1 ~ 2 足まで
2 コインやペンを雑貨と一緒に
3 白×黒ですっきりまとめる
4 必需品は見た目のよいものを
↓
1 前は靴だけを並べていましたが、よく履く1~2足だけにして、空いたスペースをディスプレイに。
2 宅配を受け取るときに便利なペンや小銭は、雑貨となじませると可愛く見えます。
3 玄関は白を基調に、黒と真鍮の雑貨を組み合わせてすっきり。
4 掃除用品はデザインのいいものを選んでハンギング。可愛いと家事のやる気もわいてきます。
雑貨類は平置きするだけではなく、立てかけるものなどを組み合わせて立体的に飾るように意識すると、カッコよくまとまります。
玄関が狭いので、棚は奥行き25㎝ほど。玄関で使うものはほぼこのコーナーに納めています。
私は、隠す収納だと戸棚や箱の中に何があるかわからなくなってしまうタイプ。それに転勤があるから、大きな収納家具を買うのはリスクが高くて気が向きません。
そこで、各部屋の壁際に柱を立ててオープンシェルフを作りました。日常的に使うものを優先して、この棚に収納するようにしたんです。引き出しや箱を組み合わせても、しまい込むのとは違って中身を覚えやすいし、必要なときにさっと出し入れできて、片づけがラクになりました。
インテリアが好きな私にとっては、オープン収納は張り合いがあります。色みが合わないものは置かずに統一感を出そうとか、自分にとって心地よい余白のバランスはこれくらいかなとか、試行錯誤するのが楽しいんです。
最近、器に興味が出て少しずつふえているから、使いやすいバランスになるよう、棚を作り直そうと思っています。
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