インテリアに行き詰まったときお手本にしたい店「mikke」
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
雑貨の飾り方や照明の照らし方お菓子と器の合わせ方…… 。雑貨店やカフェには模様がえのヒントや心地いい気分にさせてくれる空間づくりのヒントがあふれています。インテリアに行き詰まったとき訪れてほしいお店を取材しました。
mikke
福井県敦賀市山泉14-3
TEL080-8906-7410
https://mikke-kurashi.com/
営業時間:11:00〜16:00 不定休
現役ママが行き着いたのは家事をラクにしてくれる暮らしの道具。
ふだん使いのものも並べ方ひとつで可愛くなります。
農作業用の倉庫をリノベーションした店内。モルタルの床に白の塗り壁は以前から抱いていたイメージだそう。
シンプルで使いやすいものがインテリアに統一感を生みます
リンゴ箱を重ねて飾り台に。軽くて使いやすいアルミ製の食器は「mikke」の定番アイテムです。ふだん使いにもおすすめ。
辻中秀夫さんの作品など、姉妹が気に入った作家さんの器類も並びます。
ガラス瓶や木のカトラリーのような素材感を生かした素朴なアイテムをはじめ、フィンランドの「OPA」のケトルも。
「松野屋」の牛革のがま口財布やポーチは人気商品。使うごとに牛革の手触りがやわらかくなって、いい表情に変わります。
拾ってきた小枝や花もさりげなく飾って
レジカウンターでは植物を天井から下げたり、花瓶にいけたり。「植物を飾るときは美しい形や素材感が伝わるように、余白を生かしています」。
アルミの洗面器は枝ものをさりげなく合わせると、涼しげに見えます。
ちょっとした生活小物もインテリアにしちゃいます
壁を生かしたディスプレイも必見。小物は1つより、複数で飾ったほうが絵になりま す。
帽子は古いスツールと合わせると、よく映えるんです。「LAPUAN KANKURIT」のポケットショールはハンガーにかけて見せる収納風に。
敦賀湾に面し、ふわりと潮風が香るこの街に仲よし姉妹香奈絵さんと理絵さんが営む「mikke」があります。取り扱うのは、ふだん使いに役立つ実用的なものが中心。置いていて可愛いもの、使ってみてうれしさを感じたアイテムにこだわってセレクトしているそう。「主婦になってみて実感したのが、毎日使うものは使い勝手がいいだけでなく、雑貨として楽しめる可愛さが大切だということ。これだけで、面倒に思いがちな家事も楽しくできるようになります」と香奈絵さんが語ります。
店内のディスプレイも真似したくなるアイデアばかり。小物が多いので散らかって見えないように、白、黒、茶などベーシックな色を基本に選び、そこに差し色を少しプラスするように。さりげなく植物を飾って、空間に彩りも添えるようにしています。「統一感と余白を意識すると、空間がすっきり見えます」。お手ごろな商品も多く、手軽に取り入れやすいのもうれしいところです。
※掲載している商品は取材当時のものです。現在は在庫がない可能性もあります
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