【愛着のある道具や木の家具に囲まれて】癒やしのわが家。(後編)

Comehome!
2025.07.08

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

「ものにも心が宿っているんじゃないか」と考える子どもだったという豊永さん。そんなこまやかな思いで接する家具や道具に囲まれたLDKを、【前編】で見せていただきました。後編では、草花の世話やサニタリーでの家事など、「使うことで楽しくなる」ものと暮らしをご紹介します。

この記事は、Come home!64より抜粋しています。

木や草花に水をあげたり
洗面所の鏡を磨き上げたり
毎朝、手入れをしてあげることで
気持ちがシャキッとします
<豊永 恵さん>


ソファは「TRUCK」の FK SOFA。壁にはかごとカッティングボードを飾りました。子どもたちにも好評です。

 

水やりすると 喜んでくれるのがわかるので
子どもたちも仲よしに


観葉植物の水やりも心なごむひととき。育てやすいので 最初に購入したグリーンがウンベラータ。娘も息子も水やりのお手伝いが大好きです。



エバーフレッシュは、昼間は葉が開き、夜は閉じる様子が人の営みみたいで、何だか可愛く思えました。

手触りや働いているときの音
使う楽しみのあるものを


サニタリーは、清潔感のなかにやさしい雰囲気がある空間を目指し、木の道具やかごを生かしました。



大きな鏡は、 ひと目ぼれした「パシフィックファニチャーサービス」のもの。きれいに磨き上げると、家事の気合が入ります。



シャツにピシッとアイロンをかけたり、木製の洗濯板でごしごしと手洗いをしたりする瞬間も、無心になれて好きな時間。

賃貸アパート時代は、量販店でとりあえず買った家具が多く、愛着があるものはほとんどありませんでした。家を建てることになったとき、参考になる写真を探してインスタグラムを見ていたら、好きなものと暮らす人たちが、生き生きと映し出されていて。そこから、もの選びに妥協しないように気持ちが変わりました。大きく変化したのは、家具や小物の選び方。手ごろさだけにとらわれず、“使うのが楽しくなるか”を基準にそろえるように。小さなころと同じようにものに接していると、家事や育児の合間に心癒やされる時間が生まれました。リビングで植物の世話をしたり、乱雑になった本棚を整えたりしているとき、サニタリーで家事をしているときも、ほっとする時間です。好きなものに囲まれた暮らしは本当に幸せで。今も、わが家にたどり着いたものたちに、こっそり話しかけています。今日もいっぱい働いてくれて、本当にありがとうって。 

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