京都の器屋さん「草星」【京都のもの選び 長く愛せるものを探しに(1)】

Comehome!
2025.09.21

※Come home! webに掲載された記事を転載しています
Come home! vol.65の内容を一部抜粋して再編集しています。

長い自粛期間を耐え忍んでいると、珍しい街並みやその土地土地の味、伝統的な手作りなど、旅先での出会いすべてが恋しくてたまらなくなってきます。待ちに待った次の旅、どこへ行きましょうか? 手作りの品や古道具、おいしいもの――。 今のこの欲求を満たしてくれるのはきっとここ。京都のおすすめの店や味を、本日より8回にわたってご紹介します。本日の1軒目は、器好きオーナーが集めた作家ものの器店「草星」さんです。

食べるのが楽しくなる器
草星


器好きの店主が営む小さな器屋さん「草星」。趣のある木のドアを引いて店内に入ると、皿や茶碗、そば猪口、 花器など女性好みの器が所狭しと並べてあり、その奥から店主の羽山さんが声をかけてくれました。器はすべて羽山さんの心に響いた10人の作家が作ったものだそう。 たずねると作者に関して愛情こめて説明してくれ、「ごはんをおいしく食べられる器を見つけてもらえたらうれしいですね」と話してくれました。


ご飯が映える渋めのお茶碗。「毎日使うものこそ、飽きないで使えるものをおすすめします」。



国内外にファンが多い額賀章夫さん作のプリーツワークの花器。見ていて飽きないフォルムは、飾っておきたくなる存在。



取り皿に最適な平皿の形も多種多様。



ドレッシングやミルク入れとしても重宝する高さ5cm前後の片口も人気なのだそう。



店内に彩りを添える郷土玩具は、羽山さんのコレクション。



店の近くを流れる鴨川の景色。川べりを散歩しながらお店めぐりをするのも京都散歩の醍醐味。



京阪電鉄丸太町駅から徒歩5分。「少人数でお越しいただけると助かります」

草星 くさぼし
京都市上京区河原町 丸太町上ル出水町 266–9
TEL075–213–5152 
11:00~ 19:00 木曜休

https://www.kusaboshi.jp/
Instagram @kusaboshi
地方発送可

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