雑貨と使い込んだ木の家具がアットホームな雰囲気を醸す「やぎや生花店」

Comehome!
2025.06.19

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

同じ花を扱っていても見える景色が違うことに驚かされる花屋さん。花のセレクト、インテリアとの組み合わせ、飾り方…。店主のセンスが光る世界観たっぷりの花屋さんをご紹介します。

やぎや生花店
可愛らしい雑貨と使い込まれた木の家具。
暮らしの息づかいが聞こえそうなアットホームな雰囲気に
色とりどりの花々が自然と溶け込みます


「外の門をくぐり、そのまま納屋に入ってきたような気分になれるように」と、考え抜かれたディスプレイ。

 

おうちに招かれたような気持ちになる花屋さんです


階段のディスプレイも見逃せない一角。一戸建ての一部をショップに改装したそう。


日本古来の季節の花から、最近人気という着色された外国の花まで種類豊富に扱います。

 

さりげなく飾られた草花が空間を生き生きと


葉を取り払い、小瓶にいけたラナンキュラス。こんなすぐに取り入れられそうなアイデアがあちこちに。


古い家具と素朴な雑貨など気どらないインテリアも好印象。


フレームとドライを合わせて飾ったコーナーも見ごたえあり。

 

昔ながらの花と新しい花意外な組み合わせの“素敵”が見つかります


最近はビビッドな色の花の人気が高まっていて、大胆な組み合わせを楽しむ方がふえている印象なのだそう。


絵本に出てきそうな白壁を切り取る真四角の窓がキュート。3匹の看板猫がお出迎え。

 

栃木県大田原市にある「やぎや生花店」は、3代続く老舗の花屋さん。2代目まで葬儀用の花が中心だったそうですが、3代目の寺門さんがふだん使いの花も気軽に買える、アットホームなお店にリニューアルしました。季節の鉢花や切り花のほか、観葉植物の鉢植え、手作りのドライフラワーまで幅広く扱います。

何より目を奪われるのは、童話の世界のようなディスプレイです。1年に1回、テーマを決めてディスプレイを替えるそうで、今回は田舎の納屋がテーマ。「整然とさせすぎず、そこに人がいて初めて完成する空間づくりを意識している」と言います。さりげなく飾った花や緑がインテリアになじみ、今にも暮らしの息づかいが聞こえてきそうです。

自分たちを「お花のソムリエ」ととらえ、「お客さまとの会話を大切にしながら、その人の暮らしに寄り添う花選びを手伝いたい」と語る寺門さん。おうちに招かれたような感覚で、自分にぴったりの花を教えてもらえる花屋さんです。

 


TEL:0287-23-4187
平日・土曜日 10:00~Close19:00
祝・日曜日 10:00~Close18:00
不定休
https://yagiya-flower.com/wp/contact/

 

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