サスティナブルな収納(1)【後編】かごや引き出しはいっぱいになったら見直しを

Comehome!
2025.01.08

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

すっきりが長続きする収納のルールは、子育て中でも無理のないゆるやかなものにしている酒井さん。前編に続き、ものがふえがちなリビングやクローゼットでの収納の工夫をご紹介します。

この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。

ものを一時収納するために
空のかごをキープしています
子どもたちには一段ずつ専用の引き出しも
〈酒井麻友さん〉


テレビや子どものもの、生活感の出る日用品は、リビングのクロゼットの中に。



子どもに1人1段ずつ引き出しを与えています。おもちゃや工作など、捨てたくないものを自分で管理するのがルール。


すき間からものが落ちないよう、ワイヤーを通したクロスを取り付けて。


ダイニングの収納家具は古いマス目棚ひとつ。ここには並べておしゃれな生活雑貨だけ収納しています。

見てのとおり、わが家の収納スペースには かごがたくさん。でも、空っぽのかごもけっこうあるんです。この空のかごが私にとって心の安定剤。ものがあふれたらとりあえず空のかごに一時収納しちゃいます。しまう場所が決まったものは移動し、不要になったものは処分して、また空にするというルーティンを繰り返しています。これが、ものがふえがちなわが家をすっきりさせるコツなんです。ただ、子どものものって勝手に処分できな いんですよね。ちょっとした絵や小さなおもちゃだって勝手に捨てようものなら、「あれがない!」「捨てちゃったの?」なんて大騒ぎに。だから、専用の引き出しを1段ずつあげて、こまごましたおもちゃ、捨てられたくない絵や工作は自分で管理するルールにしたんです。パンパンになったら一緒に見直して、 常に1段分に納まるようにしています。

洋服はハンガー収納にして
たたむ手間を省略


布をかけた側が主人、 右側が私のスペース。すべてハンガー収納にしてたたむ手間を省きました。これでオールシーズン分だから衣がえの必要もなし。


リンゴ箱にはお出かけ用のバッグや帽子、ベルトをディスプレイリンゴ箱にはバッグや帽子、ガラス瓶には薄手のストールを収納。



洗濯用と収納用のハンガーは同じものにして、乾いたらそのままクロゼットにかけるスタイル。ポールを低い位置に替えてから、娘も服を選ぶのが楽しそう。



リンゴ箱にはお出かけ用のバッグや帽子、ベルトをディスプレイ。



長いS字フックとつっぱり棒を利用してハンガー掛けを2段に。

洋服も子どもたちが自分で選びやすいよう工夫しました。 多すぎると選ぶのも大変だから、長男は上下5〜6着ずつ、保育園に通う長女と次女は2人で 20〜30着程度に厳選。すべてを見渡せる ようにしたら、「お店みたい!」と喜んで。 毎日、楽しそうに洋服を選んでいます。 子どもたちが自分でできる収納に替えてから、「あれどこ?」「それ取って」から解放されつつある私。おかげで最近は、コーヒーをていねいにいれて、趣味のアクセサリー作りを楽しむ時間もとれるように。この時間があるからこそ、頑張れるんだと思うんです。 

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