掃除しやすく 清潔さをキープするには【サスティナブルな収納3・後編】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
すっきりが続く“サスティナブルな収納”。3軒目の実例は、大好きなかごをインテリアを兼ねて活用する道下さんの家です。前編のリビングに引き続き、本日の後編でご紹介するのはキッチンや赤ちゃんの服などの収納。かごの中も保存袋で仕分けして汚れないよう、ごちゃつかないようにするなど、きれいをキープする細やかな気配りに注目です!
この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。
掃除しやすい収納の方法を考えて
清潔に保てるように工夫しています
〈道下はるさん〉
衛生的にしまっておきたいものは引き出しに。出しておくものは色みやテイストをそろえると、すっきりした印象に。
しっかり乾燥させたいセイロやタワシは吊り下げ収納に。並んで吊るされた眺めも可愛くて、癒やされます。
調味料もクロスも
ひと目で見渡せるように
製菓材料などは、「セラーメイト」のチャーミークリアーに。口が広くて洗いやすいのがポイント。
ふきんは、食器用、台拭き用、食器の乾燥用、おひつ用の4種類がひと目でわかるよう立てて収納。お手拭きは1種類だけだから重ねてOKに。
薄いかごバッグを冷蔵庫とカウンターの間にかけ、ゴミ袋の収納に。
生ゴミ用のポリ袋はかごに入れて棚の上に。
ゴミ箱収納を主人がDIY。下段にトレイを置いて、掃除に使うブラシ類を入れています。
収納アイテムや収納場所を決めるにあたって、清潔感も私には大切なポイントです。キッチンでは、しまい込むとカビやすい竹ざるやセイロなどは乾燥を兼ねて吊り下げ収納に。オープン収納はごちゃつきとも背中合わせだから、素材感を合わせてシンプルな色で統一。 ごちゃつきがないと、料理の効率も上がるんです。ふきんや調味料などホコリが気になるものは引き出しに。引き出しの中にもホコリはたまるから、さっと拭けるようふきん類はバットに入れます。仕切り替わりにもなるから、引き出し内も整頓しやすいんです。
2階の寝室には
よそゆきの可愛い服を
寝室に置いたガラスのショーケース には、子どものお出かけ服をたたんで飾っています。靴下や帽子はかごバッグに入れて、整理しやすく。
ベビー服は置いてあるだけで可愛いから、収納とインテリアを兼ねています。
サイズアウトした服は
お買い物用のかごに保存
ファッション用に購入した「ワランワヤン」のかご。今はサイズアウトした子ども服の一時保管用に。
靴下や帽子は季節ごとに分けて保存袋に入れ、かごの中も整理しやすく。
特に清潔にしておきたい赤ちゃんのものは、 洗ったり拭いたりしやすい収納用品を選ぶようにしています。たとえばぬいぐるみなど、 子どもが直接触れるものは、丸ごと洗えるコットンバッグに。肌着などは汚れが拭きやすいほうろう容器に。そして、大活躍しているのが保存袋。プラスチックケースより扱いやすいから、本来の役目を終えたら仕切りや小さなものの仕分けに使っています。ホコリや水ぬれを防げるのも、赤ちゃん用品の収納に向いていて安心なんです。 こんなふうに清潔さとすっきり感をキーワードに収納を考えると、きれいをキープしたい気持ちがますます強くなって。赤ちゃんの健やかな成長のためにもと、毎日の掃除もやる気が出るんです。家族の心地よい暮らしが循環するよう、これからも未来志向の収納をキープしたいなと思っています。
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