サニタリーをおしゃれに使いやすく(1)タオルや雑貨がすぐ取れる収納
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
床にものがなく、さっぱりと片づいたサニタリーに立つと、すがすがしい気持ちで一日を始められるもの。 でも、たくさんのものをすっきりしまうにはちょっとした工夫やテクニックが必要です。そこで、おしゃれで使いやすいサニタリーを、3回にわたってご紹介。工夫の一つひとつは簡単なことだから、明日からでも実践できますよ。1人目は、収納グッズの活用と、かける収納を徹底した菅さんのサニタリーです。
この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。
家にあるもので収納を見直しました
いちばん気に入っているところは
タオルがさっと取りやすくなったこと
〈菅 久美子さん〉
タオルは「ニトリ」のブックスタンドにくるくる巻いて収納。各自で色を決めて使っています。
男ばかりのわが家は、きれいにたたんで収納したタオルもぐちゃぐちゃにされ、棚からはみ出たり、床に落ちたり。どうやら自分の使いたいタオルが下にあるからと強引に取り出すのが原因のよう。そこで 余っていたブックスタンドを使ってみました。人数分タオルの色をそろえ、くるくる巻いてセット。これなら自分のタオルだけすっと取り出せます。
最近のお気に入りアイテムがクラフトバッグ。かさばらず、環境にもやさしいのがいいところ。
窓辺に置いたほうろう容器には、拭き掃除に使うアロマオイルを入れています。
出しておきたいものはシンプルなデザインに
洗剤や柔軟剤は「無印良品」のボトルに、洗濯や掃除に使う重曹は瓶に詰め替え。色数を抑えてすっきりと。
見えないところも詰め込まない
洗剤ボトルやゴム手袋はつっぱり棒にかけて。パッと出し入れできる収納が長続きの秘訣。
扉裏には有孔ボードを張りつけ、ポリ袋や小さな掃除用具を下げています。
かける収納を徹底したおかげで、洗面台と洗濯機の間にドレッサーをつくることができました。タオル収納は洗濯機の正面にあります。
もうひとつ、サニタリーで多用しているのがかける収納。 ものをじかに置くと掃除しづらいから、コップも歯ブラシも目の前にかけられるようにしています。戻しやすいし、汚れてもさっと拭けて清潔です。壁にはコットンバッグをかけて、家族分の体を洗うタオルを。洗濯後バッグに戻すようにしたら、バスルームもすっきりしました。 清潔感のあるサニタリーになって、主人は洗濯物をたたんでくれるようになり、子どもたちもタオルを自分で収納してくれるように。少しの工夫で家族の意識がここまで変わることに驚いています。
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