サニタリーをおしゃれに使いやすく(3)棚にかごや箱を置いて収納力アップ
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
2回にわたって紹介してきた“サニタリー収納”。本日の最終回(3)は、建売住宅をDIYで模様がえしている松口さんのサニタリーです。フックや棚を取り付け、箱やかごなどを最適な場所に配置。コルクシートなどを活用し、空間の雰囲気も統一しています。
この記事は、Come home! vol.66より抜粋しています。
置いておきたいもの一つひとつに
定位置を設けています
7年間変わっていないけど不便さゼロ!
〈松口喜代美さん〉
収納に使っている箱とファイルボックスにコルクシートを張っておそろいにしたのも生活感を隠すコツ。
わが家は建売住宅で、お仕着せの部分はDIYで模様がえして使いやすくしてきました。サニタリーは狭くて、シンク下にしか収納がないのが悩み。入居時には洗面台がひとつあるだけで、洗濯機を置いたらいっぱいの状態。そうはいっても子どもも小さくて、タオルや洗剤はもちろん、家族の下着など、ここにないと困るものがたくさんありました。それで、壁に棚やフックを取り付けて、箱やかごを組み合わせて必要なものを置けるようにしたんです。
毎朝使うものは缶やバッグに
引っかけているのは、ティッシュではなく使い捨ての手拭き用ペーパータオル。新型コロナの流行でタオルをやめました。
このコーナーにあるのは私の基礎化粧品。お風呂上がりにさっと手に取れるように。
ドライヤーはかごバッグに入れ引っかけ収納。
ドアが内開きで家具が置けません。 ドアをくりぬいて窓をつけ、明るく。
ストックや着がえは
使用頻度に合わせて棚に配置
背が低いので、使用頻度の高いものは下のほうに置いています。予備のタオルはいちばん上の棚が定位置。
ファイルボックスを洗濯用洗剤入れに。高さがぴったり合うからパッケージが隠せて一石二鳥なんです。
長方形のかごは各自の肌着入れ。誕生日の数字をステンシルしたので、間違えません。
白いほうろう容器は、 入浴剤入れ。雑貨を飾っているように見えるでしょ。
ふた付きの紙箱に季節外のパジャマをしまっています。ファイルボックスと箱は「IKEA」で購入。
狭い狭いと思っていたけれど、こうしてみるとけっこうな収納力!寝室のクロゼットに入りきらなかった、季節外のパジャマまで収納できました。
作業台下のデッドスペースも活用
昨年、洗濯機をドラム式に買い替えたのを機に、上を作業台にチェンジ。詰め替えた洗濯洗剤とタオル置き場になりました。着がえも置け、洗剤の詰め替え作業もラクに。
作業台の下、洗濯機の右側は消毒液のストック入れ。
左側には、ぞうきんと理髪グッズを。
シンプルだけれど、ものの配置が決まっているから使いやすくて、 7年間ほとんど変化していません。変わったことといえば、昨年ドラム式の洗濯機に買い替えたこと。上部が使えるようになったから作業台を作り足して、ますます使いやすくカスタマイズしました。
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